120HzリフレッシュレートのディスプレイやLiDAR搭載など、スペックに関する新情報がどんどんリークされる次期iPhone(以下仮称iPhone 12)。新たにiPhone 12の全ラインアップと名前、そして価格情報が、Appleリーク情報でお馴染みのJon Prosser(ジョン・プロッサー)氏により独占リークされました。
iPhone 12
おサイフに優しい(あくまでもiPhoneの中では)iPhoneを手に入れようとするなら、先日発表された第2世代iPhone SE(4万4,800円から)が候補に上がりますが、次に候補に上がるのがiPhone 12となりそうです。
Jon Prosser氏によると、iPhone 12は、5.4インチのBOE製Super Retinaディスプレイを搭載。容量は128GBと256GBが用意され、メモリ容量は4GB、ボディはアルミニウム製、背面カメラは2眼でLEDフラッシュ搭載と予想されています。
価格は128GBが649ドル(約6万9,800円)、256GBが749ドル(約8万500円)との見込みです。米国ではiPhone 11は128GBが749ドル、256GBが849ドルで販売されており、iPhone 12はiPhone 11と比べ100ドル値下げとなりそうです。
iPhon 12 Max
iPhone 12 Maxは、6.1インチのBOE製Super Retinaディスプレイを搭載。iPhone 12 Maxはサイズ以外はiPhone 12と同様で、容量128GBと256GBが用意され、メモリ容量は4GB、ボディはアルミニウム製、背面カメラは2眼でLEDフラッシュ搭載と予想されています。
価格は128GBが749ドル(約8万500円)、256GBが849ドル(約9万1,300円)と見込まれています。
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Proは、サイズは6.1インチとiPhone12 Maxと同じですが、搭載されるディスプレイが異なり、Sumsung製Super Retina ディスプレイ。さらに、120Hzリフレッシュレートに対応した「ProMotion」ディスプレイで色深度は12ビットになると予想されています。
メモリ容量は6GBで、ボディはステンレススチール製、背面カメラはLiDARを搭載した3眼になると予想されています。LiDARシステムは、新iPad Proに搭載された3Dセンサーで、光を使って距離を測定する技術です。iPhone 12 Proには、新iPad ProのLiDARよりもパワーアップしたLiDARが搭載されるとなるようです。LiDAR搭載によりオートフォーカスとポートレートモードのパフォーマンスが大きく向上するとみられています。
価格は128GBが999ドル(約10万7,400円)、256GBが1,099ドル(約11万8,200円)、512GBが1,299ドル(約13万9,700円)と見込まれています。米国ではiPhone 11 Proの64GBが999ドル、256GBが1,149ドル、512GBが1,349ドルで販売されており、iPhone 12 ProもiPhone 11 Proを下回る発売価格で販売されるようです。
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Max Proは、6.7インチSamsung製Super Retina ディスプレイ搭載で、10bit色深度、120HzリフレッシュレートProMotion対応ディスプレイ。こちらもLiDAR搭載の3眼カメラとなるようです。
価格は、128GBが1,099ドル(約10万7,400円)、256GBが1,199ドル(約12万8,900円)、512GBが1,399ドル(約15万400円)になる見込まれています。米国では、iPhone 11 Pro Maxの64GBが1,099ドル、256GBが1,249ドル、512GBが1,449ドルで販売されています。iPhone 12 Pro Maxの128GBはiPhone 11 Pro Max 64GBと同価格となり、実質的な値下がりと言えますが、256GBと512GBは50ドル程値上げされるようです。
なお、著名AppleアナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、iPhone 12 Pro Maxにセンサー式シフト式手ブレ補正気候が採用されると予測しています。また、米ビジネスマガジンのFast Companyは、Apple独自のアンテナを搭載した5G対応iPhone 12が登場すると予測しています。
iPhone 12シリーズは2020年晩夏または9月初旬に発表で、発売開始は2020年9月後半か10月前半になると予想されています。
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