リマックC_Two、風洞実験公開 驚異的性能を支える空力特性

クロアチアのEVメーカーであるリマックは、最新の電動ハイパーカー『C_Two』の風洞実験を公開しました。2018年のジュネーブモーターショーで初公開されたC-Twoは、『C_One』に続く後継モデルであり、今回の風洞実験でその空力性能をさらに高めています。

風洞実験は、変化する状況下で車両の空力性能を最適化するために重要なものです。リマックは過去2年間、C_Twoの性能と安全性に磨きをかけ、クラッシュテストとホモロゲーションのために、11台以上のプロトタイプを作りました。その結果、C_Twoのカーボンモノコックは、40%オフセットの変形バリア衝撃試験に耐え、損傷を受けませんでした。

リマック『C_Two』 風洞実験の様子

C_Two は最高速度400km/hを超えることができるので、高速走行時におけるダウンフォースと安定性を最適化することが重要です。リマックのエンジニアは、アクティブフロントスプリッター、ディフューザーフラップ、アンダーボディフラップの理想的な位置を考慮ながら、自動リアウイングのサイズと角度を決定します。

C_Twoは4基の電気モーターと独立したトルクベクタリングシステムを搭載し、リアアクスルには2つの2速トランスミッション、フロントアクスルには2つの1速トランスミッションを備えています。最高出力1,914馬力、最大トルク2,300Nmを発揮し、0-97km/hタイムは1.85秒と、悪態をつく間もなく加速します。

リマック『C_Two』 風洞実験の様子

風洞試験を経て、空力効率(最大34%)を向上させることに成功したので、理論的には当初のパフォーマンス数値より速く走ることができるでしょう。情報筋によると、C_Twoはパフォーマンスの低下に気付くことなくニュルブルクリンクを2周することができるといいます。

生産台数は150台のみ、価格は200万ドル(2億円)以上からとなっており、ピニンファリーナ『バッティスタ』やロータス『エヴァイヤ』と競合します。納車開始は今年後半を予定しています。

林 汰久也

愛知県在住28歳♂/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。その後退職し、2020年よりフリーの自動車ライターとして活動中/愛車遍歴はマツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』(今ここ)/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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