2億円のハイパーカーが次々とぺしゃんこに… リマック、衝突テスト映像公開

クロアチアに拠点を構えるEVメーカー、リマック・アウトモビリは、最新モデル「C_Two」の生産を来年に控え、衝突安全テストを実施しました。公開された映像では、209万ドル(約2億1,800万円)のハイパーカーが破壊されていく様子が確認できます。

テスト用の車両とはいえ、高価なクルマが意図的に破壊されているのを見るのは少し心苦しいですね(人によっては楽しい映像かもしれませんが)。リマックは、2台のC_Twoによる56km/h 40%オフセット変形バリア衝撃試験を動画で公開。このテストにより、安全性が非常に高いことが証明されたといいます。

リマック「C_Two」の衝突テスト

テストの後、モノコックに損傷がないことが確認されました。キャビンの変形、破片の侵入、運転手と同乗者にかかる過度の力もほとんどありませんでした。C_Twoの衝突試験プログラムは、何年ものシミュレーションテストを経て2019年に開始されました。昨年、フルビークルによる最初の衝突テストが完了したところです。

この車両は最初から、キャビンやカーボンチューブではなく、衝突構造によって吸収されるエネルギー量を最大化するように設計されていました。リマックは、フルビークル試験は衝突時のカーボン複合材の挙動を把握するために必要なものであり、シミュレーションテストの確認であるとしています。

同社によれば、合計11台のプロトタイプを用いて衝突テストを行い、C_Twoの世界的なホモロゲーションとテストプロセスを完了させるとのこと。数億円のクールなハイパーカーが鉄くずへと変貌していくことを考えると、胃が痛くなるようなものです。

リマック「C_Two」

リマックC_Twoは、前後アクスルに合計4基の電気モーターを搭載し、最高出力1,914馬力を発生。0-97km/h加速が1.85秒、最高速度は415km/hに達します。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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