HTC次世代VRヘッドセットのコンセプト「Project Proton」を公開。装着しても恥ずかしくないデザイン

HTC次世代VRヘッドセットのコンセプトデザインを発表しました。デザインは2種類公開され、「Project Proton」という名称になっています。また、HTCはコンセプトデザインだけでなく、3種類の新型VRヘッドセットも発表しています。なお、Project Protonは、新型コロナウイルスの影響で中止になったMWC 2020でモックアップが発表される予定でした。

2種類のデザインが公開されたProject Proton

Project Protonの2種類のデザインは、「オールインワン型」「オールインツー型」があり、どちらもVRヘッドセットにしてはスリムな形になっています。

米SlashGearのChris Burns記者は、映画マトリックスのサングラスのようだ、と評している

オールインワン型は、後部に少し大きめなユニットが設けられており、恐らくその部分にプロセッサーやバッテリーなどが搭載されます。そのため、オールインワン型はワイヤレスでの稼働を想定したモデルになりそうです。

一方、オールインツー型のデザインにはケーブルがあります。HTCによるとこのケーブルはスマートフォンに接続することを想定しているようです。

現段階のProject Protonの公開されている機能は、新しい技術が使われているということはありません。ワイヤレスVRヘッドセットではOculus Goがありますし、ほとんどのVRヘッドセットは有線で接続します。

Project Protonは装着しても恥ずかしくない?

Project Protonで特徴的なのは、スリムなデザインです。VRヘッドセットは奇抜なデザインも多く、装着しているユーザーの姿は、第3者から見るととても恥ずかしい姿です。一方、大きめのサングラスのような Project Proton のデザインは、身につけても違和感が少なそうです(現行モデルよりは)。

VRはこれからAR(拡張現実)と合わさり、XR(複合現実)になると言われています。今後の発展を考えると、装着しても恥ずかしくないデザインというのは重要になってきます。HTCはそういった将来を考えて今回のようなデザインを採用したのではないでしょうか。

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