コピー・ペーストの開発者ラリー・テスラー氏死去:テスラー氏の軌跡

皆さんはラリー・テスラーという人物をご存知でしょうか。あまり多くの方が知っている名前ではないのですが、彼の貢献は、現代のコンピューターやモバイル機器を使いやすくする為の影響を多大に与えた人物です。

テスラー氏はニューヨーク市で生まれ育ち、1961年にブロンクス高等学校を卒業しました。その後、スタンフォード大学ではコンピュータサイエンスを学び、卒業後、スタンフォード人工知能研究所に入り人工知能の研究をしました。この研究所でコンピュータ言語であるCompelを設計しました。この言語は、並行処理をより自然に行うためのもので、初心者にプログラミングの概念を導入するために使用されました。

1973年にはテスラー氏はゼロックスに入社しパロアルトリサーチセンター(PARC)で1980年まで勤務しました。ゼロックスPARCは、マウス駆動のグラフィカルユーザーインターフェイスを開発したことで有名です。そこで、今のコンピューターを使う全世界の人々が一度は使った事があるであろう操作の「コピー」「カット」「ペースト」を開発しました。

その後Appleに移り、17年を過ごし、チーフサイエンティストにまで昇進しました。アプリケーション開発における、最初のライブラリの1つであるMacAppの開発にも携わりました。1997年にはAppleを離れ、子供たちが簡単にプログラミングにアクセスできるアプリケーションを開発する会社Stagecast Softwareを共同で設立しました。そして、2001年にはAmazon、2005年にはYahooで短期間勤務した。

そのラリー・テスラー氏が2月17日、74歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

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