Windows10のアップデート:視力に障害がある人にも優しさをプラス

今月行われるWindows10のアップデートには、視力に障害を抱える人たち向けのアクセシビリティ機能が新たに追加されることが明らかとなりました。現代社会において、仕事にも日常生活にも欠かせないコンピューターは大変便利なものですが、すべての人がデジタルデバイスの恩恵を享受できているわけではありません。視力が大変低い、または視力が無い人たちにとってはコンピューターを使うのは至難の業です。Microsoftは、5月21日の「グローバル・アクセシビリティ・アウェアネスデー」を記念して、Windows10の視覚障害者向け機能を更新すると発表しました。

Windows 10には、既に視力の弱い人や全盲の人たち両方に対応する一連のアクセシビリティ機能が搭載されています。この機能の全容は、画面のコントラストを上げることによって見やすくすることや拡大倍率を上げて文字や画像を大きくすることが挙げられます。必ずしも十分な配慮とは言えないのが現状です。

ユーザーはフォントやマウスカーソルの外観を変更することもできますが、目が見えない人にとって、テキストカーソルの位置を特定するのは簡単ではありません。今回のアップデートでは、限られた色しか認識できない人に配慮して、カーソルの太さだけでなくカーソルインジケーターの色を変更して見やすくすることができます。加えて、大きく表示されたテキストを読むこと自体が困難な人にも対応するため、「拡大鏡」ボタンでスクリーンの文字を読み取り、音声で再生する機能も追加されるとのことです。

最新のWindows10では、よりスマートで自然なサウンドになるようナレーターの調整が重ねられました。ナレーターは、Webページの上部から読み始めたり、ユーザーの要求に応じてページの見出しとリンクの概要をページに表示したりすることもできます。EdgeとChromeだけでなくFirefoxでも音声再生機能が使えるようになっており、これまで以上に幅広く視覚障害があるMicrosoftユーザーを受け入れる体制が整えられました。

これらの新しいアクセシビリティ機能は、早くも今月中のWindows10のアップデートですべてのユーザーに公開される予定です。Microsoftは、「Windows インサイダー・プログラム」に参加して、すべての人たちが安心安全にコンピューターを使用するために、必要な機能を発案したりサポートしたりしてほしいと呼びかけています。

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