トヨタ 北米限定の特別仕様車『GRスープラA91-CFエディション』を発表

トヨタが、600台のみ限定生産の特別仕様車「GRスープラA91-CFエディション」を発表しました。スープラをはじめとするスポーツカーに特別仕様車を設定する場合、通常は日本国内専用車となりますが、今回の特別仕様車は北米限定です。この限定車には、カーボンファイバー製のボディキットとダックテールスポイラーが装備されています。

カーボンファイバーボディキットには、ハンドメイドのカーボンファイバー製フロントスプリッターと大型のカナードが装備されています。サイドにはカーボンファイバー製のロッカーパネル、ダックビルスポイラーにも同じ軽量素材を使用し、リアエンドの大型ロアカナードもカーボンファイバー製となっています。トヨタでは、このボディキットにより、見た目の美しさに加え、ダウンフォースと安定性を向上させることができるとしています。

マットブラック仕上げの専用19インチホイールも限定スポーツカーならではの演出を施しています。A91-CFエディションには、マットグレーの「ファントム」が用意されています。また、アブソリュートゼロホワイトとニトロイエローが用意されています。特別仕様車のスペシャル感はインテリアにも引き継がれ、赤と黒を基調とし、アルカンターラ素材やレザートリムのキャビンが採用されています。

GRスープラ A91-CFエディションは、14ウェイパワー調整可能ヒーター付スポーツシートを採用し、インテリアにはカーボンファイバー素材をふんだんに使用。3.0リットル直列6気筒タボチャージ付きエンジンを標準搭載で、最大出力は382psを発揮し、0-97kmを3.9秒で加速します。

グレード、2022年モデルでの変更点

2022年型スープラの最上位となるモデルは、特別限定車A91-CFエディションです。トヨタは2022年モデルのスープラにも「3.0」「3.0プレミアム」「2.0」のグレードを設定しています。2022年モデルでは、3.0全グレードにシートヒーターが標準装備されました。また、「3.0 プレミアム」では、オプションで赤のレザー調インテリアが選択可能に。プレミアムオーディオパッケージを装着したスープラには、インフォテインメント画面全体に表示されるApple CarPlayが追加されます。

ボディーカラーとインテリア

2022年型スープラ 2.0と3.0のボディカラーにはアブソリュートゼロ、タングステン、タービュランスグレー、ノクターナル、ルネッサンスレッド2.0、ニトロイエローが設定されています。ファントムカラーは、A91-CFエディションと3.0プレミアムの専用色です。

ブラックアルカンタラとレザー2.0と3.0のインテリアオプションとして用意されています。3.0プレミアムにアップグレードすると、レッドレザーのオプションが追加されます。A91-CFエディションは、前述のとおり、赤と黒のアルカンターラとレザーを組み合わせたインテリアです。

パワートレイン、サスペンション、パフォーマンス

トヨタは2021年モデルでスープラの出力を上げたエンジンは、2022年もそのまま引き継いでいます。従来は3.0リッター直列6気筒ターボで335psを発揮していましたが、2021年には、最大出力が382ps、最大トルクが368ポンドフィートに増加しました。トヨタは、1800~5000rpmの広い範囲で368lb-ftトのトルクを発揮するよう、エンジンをチューニングを施しました。

スープラ2.0は、ツインスクロールシングルターボを装着した2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力255ps、最大トルク295psを発生します。0-97kmまで5秒で到達することができます。3.0リットル直列6気筒搭載モデルは、0-97kmを3.9秒で加速します。両バージョンとも最高速度は電子制御により249km/hに制限され、パドルシフト付き8速ATを使用します。

全バージョンにローンチコントロール、アクティブエグゾースト、オートマチックエンジンスタート/ストップが搭載されています。3.0と3.0プレミアムにはアクティブリアスポーツディファレンシャルを採用。ダブルジョイントタイプのマクファーソン・ストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを両バージョンに採用。

フロントとリアに中空スタビライザーバーを装備し、両バージョンともスポーツキャリバー付き電動パワーステアリングを採用。3.0にはアダプティブ・バリアブル・スポーツ・サスペンションシステムを採用。2.0はフロントにシングルピストンのアルミ製フローティングキャリパーディスクブレーキを利用し、3.0はフロントにブレンボ製4ピストンディスクブレーキを装備しています。

2021年モデルのスープラ3.0はシャシーにもいくつかの調整が施され、それは2022年モデルにも引き継がれてます。横方向の剛性を高めるためのアルミ製ブレーシング、フロントとリアの新しいバンプストップ、ダンパーのチューニング。パワーステアリング、アダプティブ・バリアブル・サスペンション、スタビリティ・コントロール、アクティブ・ディファレンシャルなどの電子システムのプログラミングも改善されました。

インフォテイメント

3.0 プレミアムとA91-CFエディションは、500Wのスピーカー12基、JBLオーディオシステムを標準装備しています。2.0は4基スピーカーのサウンドシステム、標準の3.0は10基スピーカーのシステムを搭載しています。タッチパッドで操作できる8.8インチのタッチスクリーンと、ワイヤレスのApple CarPlayが利用できます。

安全性

2022年モデルのスープラ全モデルに ステアリングアシスト付車線逸脱警報、オートマチックハイビーム、速度制限情報、歩行者検知機能付プリクラッシュシステムなど様々な安全装備を標準装備しています。セーフティ&テクノロジーパッケージも選択可能です。

このセーフティ&テクノロジーパッケージは、ワイヤレスCarPlayに対応した500Wスピーカー12基のJBLオーディオシステム、フルスピードレーダークルーズコントロール、ナビゲーション、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、速度制限情報、緊急ブレーキ付きパーキングセンサー、コネクテッドサービスのお試しなどが含まれます。

GRスープラ2.0は43,290ドル(約497万円)から、GRスープラ3.0は51,640ドル(約591万円)から、GRスープラ3.0プレミアムは54,790ドル(約627万円)からとなります。最上位の特別仕様車車A91-CFエディションは63,280ドル(約725万円)からです。なお、2022年型スープラには、全米オートサポート協会の無料会員権が付帯されます。トヨタは、2022年モデルのオプションやパッケージの価格の詳細に関しては明らかにしていません。

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