ラングラーをさらにワイルドに 「エクストリーム・リコン・パッケージ」発表

世界中のジープファンは、象徴的なSUVである『ラングラー』にV型8気筒エンジンが詰め込まれたとき、大いに興奮しました。このたびジープは、ラングラーのオフロード性能をさらに向上させる特別なパッケージを米国で発表しました。この新しい「エクストリーム・リコン・パッケージ」では、35インチのオフロードタイヤが装着されています。

タイヤはLT315/70R17C 35インチのBFグッドリッチ製K02オールテレーンで、17インチ×8インチのビードロック対応ホイールに装着されています。また、アクスルレシオを4.56:1に変更し、純正サスペンションを1.5インチリフトアップ。独自のチューニングを施したショックを採用しました。

ジープ『ラングラー・ルビコン』

このオプションパッケージを装着したラングラーは、アプローチアングル、デパーチャーアングル、グランドクリアランス、渡河能力がクラス最高レベルになるとジープは述べています。アプローチアングルは47.4度、ブレークオーバーアングルは26.7度、デパーチャーアングルは40.4度、グランドクリアランスは12.9インチ(327mm)となっており、深さ33.6インチ(853mm)の水に対応できるとのこと。

同パッケージは、ラングラー・ルビコンの4ドアモデルと392モデルで選択可能(米国仕様)。このパッケージを搭載した車両は、8月にトレド組立工場で生産を開始します。また、ラングラー・ルビコンには、新たに4.88:1のアクスルレシオが採用され、6速MTとの組み合わせにより、クラス最高の100:1のクロールレシオを実現します。

ジープ『ラングラー・ルビコン』

これは、オフロードユーザーにとって、障害物を乗り越える際に大きなメリットとなります。エクストリーム・リコン・パッケージの価格は、現時点では発表されていません。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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