4月参戦!米ローズタウン、電動レーストラック発表 EV新興企業に沸く米国

EVが世界中の道路を走るようになった今、排出ガスを出さないことは性能を犠牲にすることとイコールではないということがわかってきました。EVトラックを製造するローズタウン・モーターズ(Lordstown Motors)は、4月に開催されるオフロードレース、サンフェリペ250に参戦予定のレーシングトラック『エンデュランス(Endurance)』のコンセプト画像を公開しました。

エンデュランスは、もともと商用車市場に焦点を当てて開発されたEVピックアップトラックで、これをベースとしてレース仕様を開発。レーシングシートとロールケージを備え、ヘッドライトとデイタイム・ランニングライトにドライビングライトが一体化されています。このようにボディと一体化させることで、外付けのライトバーが不要となり、全体的に流線型のなめらかな外観を実現しています。

ローズタウン・モーターズが公開したレース向け『エンデュランス』のティザー映像

また、純正よりも太いホイールとタイヤをカバーするために、ワイドなオーバーフェンダーを採用しています。さらに、車高を上げてグリップの効きそうなオフロードタイヤを装着しています。

サイドミラーと窓はレース向けに取り外されました。このエンデュランスは、290マイル(467km)の距離を走るサンフェリペ250に、EVとして初めて参戦することになります。興味深いことに、標準モデルの場合、1回の充電で走行可能な距離は250マイル(402km)とされています。

ローズタウン・モーターズがレース完走に必要な距離をどのように稼ぐのかは不明ですが、おそらく、レース中に充電を行うか、あるいは大型バッテリーを用意する必要があるでしょう。

ローズタウン・モーターズは2019年、GMのローズタウン工場を買い取って創業した新興企業で、ニコラやボーリンジャー、フィスカーなどと並び、米国で注目を集めているEVメーカーでもあります。まだ市販車の製造・納車に至っていないにもかかわらず、「次のテスラ」を探す投資家たちから多くの資金を集めています。

同社はエンデュランスの航続距離の課題について、公式コメントを避けています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴はマツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』(今ここ)/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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