ワイスピに出ても違和感なし!マンソリーから最強の芝刈り機登場

マンソリーの芝刈り機『BSTN GT XI』ほど突拍子のないものは、なかなかお目にかかれません。自動車のチューニングを手がけるマンソリーは、ナイキのバスケットシューズ「エアジョーダンXI」の発売25周年を記念し、スポーツウェア店のBSTNと協力してワンオフの芝刈り機を製作しました。

マンソリー『BSTN GT XI』

ドイツを本拠とするマンソリーは、『カブレラ』『ル・マンソリー・フォードGT』、『マンソリー・アウディRS Q8』など多くのチューニングカーを開発してきました。しかし、まさか芝刈り機にまで手が及ぶとは予想だにしていませんでした。私たちの困惑をよそに、マンソリーBSTN GT XIは、おそらく地球上で最もクールな外観と最高の装備を持つ芝刈り機です。

しかし、なぜ芝刈り機なのか?ナイキの凄腕デザイナーであるティンカー・ハットフィールド氏が、最初にエアジョーダンXIをデザインする際に、芝刈り機のシルエットからインスピレーションを得たという事実を知っている人は少ないでしょう。

マンソリー『BSTN GT XI』

正直なところ、1995年に発売された初代エアジョーダンXIと芝刈り機との視覚的なつながりはよく分かりません。ですが、これは事実なのです。そして、マンソリーのチューニングカーは派手な色使いで知られていますが、この芝刈り機はマンソーリーでは初めてまともなカラーリングのモデルです。

マンソリーらしく、カーボン製のパーツを随所に採用。ステアリングホイール、レーシングシート、コントロールレバーにはカーボンが使われているほか、ノーズ部分には鍛造カーボンが使用されています。大型のエアインテークとリアウイングを持つ芝刈り機は、世界中を探してもBSTN GT XIしかないでしょう。

ブラックを基調としたボディに、ホワイトのサイドウォールを持つタイヤが際立ちます。エアジョーダンへのオマージュとして、ボディやタイヤ、シートにはジャンプマンのロゴが添えられています。どのようなエンジンが積まれているかは不明ですが、映画「ワイルドスピード」の次回作(おそらく最終回)でドミニクがこれに乗っていても驚かないでしょう。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です