レクサス新型EV、2021年登場 最新電動技術「DIRECT4」搭載

レクサスは、電気駆動技術「DIRECT4」の詳細を動画で公開しました。このシステムは、トルクを変化させながら4輪すべてを電気的に制御し、様々な走行条件で瞬時にレスポンスと優れたハンドリングを実現するというものです。

レクサス・エレクトリファイド・チーフエンジニアの渡邊隆氏は次のように述べています。

「DIRECT4とはDIRECT4 Wheel Drive Force Controlの略で、4輪のモータートルクを独立して任意に制御することで、車両の動きを変えることができます。レクサスでは、電動化とその関連技術を活用して、クルマ本来のポテンシャルを高めるクルマづくりをしていきたいと考えています」

レクサス『LF30 Electrified Concept』

2019年の東京モーターショーで、派手なガルウィングドアとキャノピーのようなフロントガラスを備えた印象的なコンセプトカー『LF-30 Electrified Concept』発表された際、「Lexus Electrified」のビジョンが初めて垣間見られました。

このコンセプトには4つの電気モーターがホイールに内蔵されています。これにより、FF、AWD、RWDを自動的に、あるいはドライバーの意思で自由に切り替えることができ、「レクサス・ドライビング・シグネチャー」を飛躍的に向上させることができます。

「また、レクサスのDNAである快適性や、安心感のあるリラックスできる環境づくりにも関わっていきたいと考えています」(渡邊隆氏)

意外なことに、DIRECT4はEVだけに使われるものではありません。渡邊氏は、「ハイブリッドの場合は、リアに電子アクスルやeアクスルを使うことができます。これにより、フロントとリアで電気的な駆動力を出すことができるようになり、ハイブリッドにもDIRECT4を適用できるようになりました」と語ります。

さらに、モーターは1本のドライブシャフトで車輪に直結されており、遅延なく作動します。ステアリング、ブレーキ、加速に瞬時に反応し、優れたハンドリングや高い直進性を実現するとのこと。

現在のEVの電気モーターにはシングル、デュアル、トリプルがありますが、レクサスのLF-30コンセプトのような直接駆動のインホイール電気モーターはありません。

レクサスは2025年までに全モデルの電動化を目指しています。この動画では、2021年初頭に発表予定の新型コンセプトカーも紹介されていますが、これはおそらくEVまたはPHEVのクロスオーバーSUVで、DIRECT4を搭載したものになるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住28歳♂/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。その後退職し、2020年よりフリーの自動車ライターとして活動中/愛車遍歴はマツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』(今ここ)/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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