『女王陛下の007』の1969年製「クーガー」がオークションに

人気映画で使用されたクルマは、オークションに出品すると高額で落札される傾向にあります。現在、古典的なジェームズ・ボンド映画『女王陛下の007(On Her Majesty’s Secret Service)』に登場した1969年製のマーキュリー「クーガーXR-7コンバーチブル」がオークションにかけられています。

このクルマは映画の中で、ダイアナ・リグ演じるボンドガールのコンテッサ・テレサ・ディ・ヴィンセンゾが運転していました。氷の上での高速カーチェイスシーンで注目を集めています。

12月に開催されるボナムズ(Bonhams)のオークションで13万ドル(1,350万円)から20万ドル(2,077万円)の値がつくと予想されています。このクルマ自体は1969年2月6日に特注で製作され、その1週間後に英国で登録されました。映画で使用されただけでなく、希少な428コブラジェットエンジンを搭載した127台しかないXR-7クーガーのうちの1台であるため、非常に希少価値が高いのが特徴です。

ボディカラーはレッドで、レザーインテリアとスチールホイールを装備。スキーを収納できるスキーラックや、映画のスタイルに合わせたフランスの仮登録プレートが装着されています。

出品者が購入した際には、完全なレストアが必要だったとのこと。購入後に映画の中で使われていたクルマであることが分かったようです。出品者はすべてのナットやボルトを30年の歳月をかけて修復。まるで新車と同じように見えます。

クーガーは日本では影の薄いクルマですが、フォード「マスタング」をベースにした高級志向のスポーツカーです。オークションはオンラインで開催されるため、多くの入札があるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住28歳♂/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。その後退職し、2020年よりフリーの自動車ライターとして活動中/愛車遍歴はマツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』(今ここ)/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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