一体どうして?自動運転レーシングカー、壁に激突 挙動不審

自動運転車両の開発は困難な課題です。公道を走行する場合、障害物や渋滞、天候などさまざまな要素が重なるため、安全性を確保するのは簡単ではありません。特定のコースを周回するだけのレーシングカーであれば簡単だろうと思われるかもしれませんが、実際にはそう甘くはありません。

「ロボレース」と呼ばれる自動運転車レースで10月29日、レースチーム「SIT Acronis Autonomous」のマシンがスタート直後にクラッシュしてしまいました。

マシンはグリーンフラッグを受けてコースに出ると、すぐにコースアウトして芝生に乗り上げ、90度回って停止。再び発進したかと思えば、壁に向かって加速し、そのまま激突したのです。何が原因で壁に激突したのかは現時点では不明です。

このレースはオンラインでライブ配信されていたため、世界中に映像が流れてしまいました。SITチームにとっては恥ずかしいハプニングだったことでしょう。この日、トラブルを抱えていたのはSITだけではありませんでした。「Autonomous Racing Graz」はポジショニングに問題があり、レースを断念しています。

レーシングカーが壁に激突する光景を見るのは辛いものですが、映像ではダメージが大きかったようには見えませんし、マシンはおそらく修復できるでしょう。

高速でコースラインを正確に走行できるクルマを作るのは非常に難しいのです。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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