アキュラの新型SUV「MDX」プロトタイプ公開! タイプSの登場も

アキュラが北米で販売するフラッグシップSUV「MDX」の新型のプロトタイプが公開されました。セダンの「TLX」と同様に、スポーツ仕様のタイプSの登場も期待されます。新型MDXは来年発売予定となっています。

ホンダ「MDX プロトタイプ」

全体的なスタイリングは先代モデルよりもシャープになり、ダイヤモンドペンタゴングリルはより直立した形状になりました。その左右には「ジュエル・アイ」LEDヘッドランプと「シケイン」LEDデイタイムランニングライトを備えています。フォグランプはエアベントの下部に配置されました。

21インチホイールを装着し、ホイールベースを3代目MDXより約75mm延長することで、より堂々としたサイドビューを実現しています。これにより、室内空間も拡大され、トランク容量も増加しているとのこと。

ホンダ「MDX プロトタイプ」

インテリアには、メタリックフレーク(ラメ)を混ぜ込んだウッドパネル、アルミニウム、ミラノレザー、フレンチステッチなど豪華なディテールを採用しています。ダッシュボードにはエボニーレザーとライトオーキッドレザーを採用し、スポーツシートにはステッチとパイピングが施されています。シートは16ウェイ電動調整機能とマッサージ機能を備えます。

3列目シートでは足元のスペースを拡大し、居住性を改善。さらに、超ワイドなパノラミック・ムーンルーフが、シート全体を覆うように広がっています。夜間は、27色のLEDアンビエントライトがさまざまなシーンにあわせて室内の雰囲気を演出してくれます。

テクノロジー面でも、さらなる進化を遂げました。従来のアナログメーターに代わり、12.3 インチのフルデジタルメーターを採用。フルHDの解像度を持つセンターディスプレイは、アキュラ最大サイズの12.3インチです。新しいCPUにより動作が早くなったほか、Androidベースの「トゥルー・タッチパッド・インターフェース」を搭載しています。

また、22チャンネル、25スピーカー、1,000W以上のパワーを誇るプレミアムオーディオシステムを装備しています。天井に取り付けられた6つのスピーカーと6つのミッドレンジウーファーを搭載し、室内全体を上質なサウンドで満たします。

ホンダ「MDX プロトタイプ」

安全面では、車線逸脱防止機能などのアクティブセーフティ技術「AcuraWatch」に加えて、「Traffic Jam Assist」や「Low Speed Braking Control」を装備。アキュラによると、2021年モデルのTLXでデビューした新開発の助手席エアバッグが、MDXの全モデルにも搭載されるとのこと。

新しく採用されたプラットフォームは、アキュラ史上最も剛性が高いとされています。フロントには、MDX初のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。また、当然のことながら、スーパー・ハンドリング・オール・ホイール・ドライブ(SH-AWD)も設定されており、後輪のトルクベクタリングも可能となっています。また、ブレーキにはアイボリーカラーのブレンボ製4ピストンキャリパーを備えています。

ホンダ「MDX プロトタイプ」

パワートレインは2種類を用意。標準モデルには3.5L V6エンジンと10速ATが標準装備されます。一方、新型MDXタイプSには3.0L V6ターボを搭載し、355馬力と480Nmのトルクを発揮します。

公開されたのはプロトタイプではありますが、2021年初頭に発売される市販モデルもこれと非常に近いものとなるでしょう。残念ながらタイプSの登場はもう少し待たなければならず、アキュラによると来年夏ごろの発売になるようです。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

コメント