ザガートとピニンファリーナ、クラシックなレーシングシムを発表

イタリアの有名なコーチビルダーであるピニンファリーナとザガートが、クラシックカーのレーシングシミュレーターを製作しました。近々開催される「TCCT eClassic Racing Club」に合わせて開発されたもので、ヴィンテージな要素が散りばめられており、本格的なクラシックカーのドライビングを体験することができます。

Pininfarina

クラシックカーのレースは、富裕層のコレクターや自動車愛好家によるものですが、実際のレース場で古いクルマを走らせるのにはそれなりのリスクがあります。しかし、今回のクラシックレーシングシミュレーターを使えば、貴重で高価なビンテージカーをクラッシュさせる心配もなく、心ゆくまでレースを楽しむことができます。

ピニンファリーナは、フェラーリ「250GTベルリネッタ・ルッソ」、フェラーリ「エンツォ」、電動ハイパーカーの「バッティスタ」などで知られています。「Sportiva」という愛称が付けられたピニンファリーナのレーシングシミュレーターは、1947年の「チシタリア202」のリアデザインが特徴的です。

Zagato

一方、ザガートはアルファロメオ「TZ3コルサ」、アストン マーティン「DB4 GTザガート・コンティニュエーション」、アストンマーティン「DBS GTザガート」といった豪華なモデルを手掛けています。イタリアのレガシーコーチビルダー(もちろんカロッツェリア・ツーリング以外で)の中で、このような素晴らしいクラシックレーシングシミュレーターを製作できるほどの大胆さと歴史を持っている会社は他にはないと思います。

どちらのレーシングシミュレーターも、ソフトはスイスのレーシング・アンリーシュド(Racing Unleashed)社とのコラボにより開発されていますが、デザインはピニンファリーナとザガートが担当しています。

ステアリングには本物のウッドを用いたクラシックなスタイルとなっており、3つの高精細スクリーン、3つのペダルとスティック、最先端の油圧装置(1950年代から1970年代のあらゆるクラシックカーの動きとGフォースを再現する)、ロジテックのサウンドシステムが搭載されています。

米国では来年に発売されます。レーシングシミュレーターは決して安くはありませんが、ピニンファリーナとザガートが作るからにはさらに高価になるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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