1,085Nm超のビッグトルク!ケン・ブロックが駆るEVラリーカー

アメリカのラリードライバー、ケン・ブロックは過去何年にもわたって、信じられないようなマシンのハンドルを握ってきました。彼のマシンに共通しているのは、高出力の内燃機関を搭載していること。しかし、ブロックは現在、世界初の電動ラリークロスカーをテストしています。

このクルマはフォード「フィエスタERX」と呼ばれており、公開中の動画では内燃機関車と変わらない速さを持つことが示されています。

ブロックのファンは、彼が排気管から炎を放ち、高回転エンジンがうなりを上げながらアタックする光景に見慣れています。しかし、フィエスタERXは完全EVなので、エンジン音はありません。

私たちが耳にするのは、タイヤがアスファルトで悲鳴を上げている音と、ドライブトレインが鳴らすギアの音だけです。

EVの素晴らしいところは、ペダルを踏めばすぐに電気モーターが生み出す全トルクを利用できる点です。フィエスタERXには、フロントに1つ、リアに2つの電気モーターが搭載されています。最高出力600馬力、最大トルク1,085Nm以上を発生。クラッチ操作や変速を必要としません。

0-97km/h加速を1.8秒で達成し、最高速度は約240km。オーストリアのモータースポーツエンジニアリングであるSTARDという会社が製作しました。

デメリットとしては、電気パワートレインを搭載しているため、内燃機関車よりも重くなり、重量配分が変わってしまうことが挙げられます。ケン・ブロックは、プロジェクトEシリーズでこの車両を運転する予定です。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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