復活のジープ「グランドワゴニア」 9月3日に初公開予定

ジープは、新型SUV「グランドワゴニア(Grand Wagoneer)」を9月3日に公開ると発表しました。ジープのラインナップにフルサイズSUVとして加わるワゴニアへの期待は、非常に高まっています。

ジープ「ワゴニア(1986年)」

ジープが最後にグランドワゴニアを生産したのは、およそ20年前のこと。復活に際し、フォード「ブロンコ」のように成功の道をたどるのか、それともシボレー「ブレイザー」のように日陰を歩むことになるのかは近いうちに分かるでしょう。

1984年から1991年にかけて発売されたグランドワゴニアは、当時AMCが製造していた標準のワゴニア(SJ)をベースにしていましたが、より高級なトラックとして生まれました。

1987年にクライスラーがAMCを買収した後は、モダンなホイール、優れたキャビンデザイン、高い信頼性といった特徴を備えたグランドワゴニアの生産を継続しました。

しかし、1990年のガス危機で大排気量SUVの人気は下火に。5.9L V8を搭載するグランドワゴニアは、燃料価格の上昇に直面し、魅力を削がれてしまいました。

ワゴニアの復活は、2018年のコンセプトカーで示唆されました。オリジナルのボディにカスタムホイールベース、そして派手なスタイリングが組み合わされています。

フロントグリル

ジープは新型グランドワゴニアのティザー画像をいくつか公開していますが、華やかなディテールが施されている点に注目です。

初代を彷彿とさせるレトロなフロントグリルにも期待感が高まります。LEDによりライトアップされるようです。ボンネットには「Wagoneer」のロゴも見られます。また、金属製のアメリカ国旗もあり、懐かしさと合衆国の誇りを倍増させています。

ネームプレート

インテリアでは、細部に対するこだわりは引き継がれているようです。今のところ断片的なパーツしか確認できませんが、ジープがインテリアの品質向上に取り組んでいることが分かります。

エンジンスタートボタン

例えば、スタート/ストップボタンは、ステッチが施されたレザーに包まれており、大胆なメタルパーツで加飾されています。写真の奥には、金属製のダイヤルが見えます。

ギアセレクター、またはコントローラー

そのほかには、珍しいパターンのローレット加工が施された、とても印象的なダイヤルもあります。これはギアセレクターかもしれませんが、インフォテインメントシステムを操作するコントローラーの可能性もあります。いずれにしても、全体的に華やかな車内空間に仕上げられていることは想像に難しくありません。

新型グランドワゴニアは、2021年には発売されるものと予想されています。プラットフォームは、ラム「1500」と共有するものと考えられます。公開を楽しみに待ちましょう。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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