普段使いの小型オフローダー フォード・ブロンコスポーツ

新型フォード・ブロンコには、「ブロンコスポーツ」というコンパクトなクロスオーバーモデルも用意されています。ブロンコが本格的なオフローダーであるのに対し、ブロンコスポーツは誰でも運転しやすい都市型SUVとなっています。

昨日発表された新型ブロンコは、2ドアタイプ、4ドアタイプ、そしてブロンコスポーツの3モデルで展開。SUVブームの21世紀に、幅広いユーザーを獲得すべく登場しました。

侮るなかれ 抜群のオフロード性能

ブロンコスポーツは4×4が標準装備。上位モデルには2.0Lのエコブーストエンジンが搭載され、最高出力245馬力/最大トルク372Nmを発揮する見込みです。ベースグレードには1.5L仕様が採用され、最高出力181馬力/最大トルク257Nmとされています。

トランスミッションは8速のATが標準装備となります。一方、4×4システムはグレードによって異なります。

「バッドランズ」と「ファーストエディション」には、デフロック付きのツインクラッチ式リアドライブユニットが採用され、機械式デフロックと同様の働きをするとのこと。各ホイールのグリップ力に応じて、トルクのほぼすべてを後輪の左右どちらかに供給することができます。

「テレインマネジメントシステム」として、最大7つの走行モードを備える「G.O.A.T.」が設定されています。ノーマル、エコ、スポーツ、スリップリー、サンドのほか、マッド/ラッツとロッククロールを用意。

ロッククロールモードは、低速走行時に電動パワステを微調整し、オフロードでのハンドリングを向上させます。

オプションのトレイルコントロールは、オフロード走行時に効果的なクルーズコントロールです。スロットルとブレーキを自動制御し、前進時は最大30km/h、後進時は最大10km/hと低速を維持。ドライバーはステアリング操作に集中することができます。

バッドランズとファーストエディションは最大60cmの水深に対応し、高い渡河性能を誇ります。また、バッドランズには28.5インチ、ファーストエディションには29インチのオールテレインタイヤが標準装備されています。

フォードの運転支援システム「Co-Pilot360」を搭載しており、歩行者検知機能付き自動ブレーキ、クロストラフィックアラート付きブラインドスポットモニター、レーンキープ、オートハイビームなど安全装備が充実。

アダプティブ・クルーズ・コントロールや道路標識認識機能もオプションで選べます。

荷室も特徴的で、27.5インチホイールのマウンテンバイク2台を立てて収納できるだけの高さとスペースがあります。

オプションではルーフラック、スライド式の作業テーブル、400Wのインバーターのほか、水洗い可能なゴム製のフロアや、掃除が簡単なファブリックシートなどが用意されています。

インフォテインメントシステムとしてApple CarPlay、Android Auto対応の8インチタッチスクリーンを全車標準装備。4G LTEやWiFiホットスポットにも対応します。

価格は28,155ドル(301万円)から。上位グレードにはアンビエントライトやリモートスタート機能、パワーレザーシート、ステアリングヒーター、高級オーディオなど快適装備が充実しています。

先代のブロンコは、オフロード性能と日常的な使い勝手を両立した都市型SUVでした。ブロンコスポーツはそんな先代のスピリットを受け継ぐ真の後継モデルといえるでしょう。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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