「クルマと友達のように」 レクサス新型LS 先進の運転支援技術

2021年モデルのレクサスLSが発表されました。スタイリングを一新し、先進的なテクノロジーを搭載。一見すると、外観上の変更点を読み解くのは難しいのですが、ヘッドライトやテールライトのデザインが刷新されたほか、最新の運転支援システム「レクサス・チームメイト」が搭載されている点も特徴です。

レクサスインターナショナルの常務理事兼チーフエンジニアである佐藤浩二氏は、次のように述べています。

「LSはフラッグシップとして常に革新を追求し、お客様に新しい技術と価値を提供してきた。さらに、その開発過程で、車両の基本性能を飛躍的に高め、進化させてきた」

ヘッドライトには、クロスオーバー「RX」から派生したアダプティブハイビーム「ブレードスキャンAHS」を採用。また、フロントバンパーには新たな縦長のキャラクターラインが追加され、スピンドルグリルにはプレッシャーワッシャー内蔵のレーダーセンサーモジュールが搭載されています。

LS 500とLS 500hハイブリッドは、いずれもテールライトのデザイン変更とピアノブラックのトリムが施されています。ホイールデザインもあわせて刷新されたことで、全体的なスタイリングが引き締められました。

外観以上に進化したのが走行性能です。

アダプティブサスペンションを改良し、乗り心地を向上。新しいエンジンマウントとスタビライザーバーを装着し、振動をさらに低減しました。

また、シートにもソフトパッドを採用し、ステッチの縫い目を深めにすることで、振動の伝達を抑えています。

インテリアの装いは、ステアリングホイールとセンターコンソールにブラックのスイッチを新たに配置した以外は、現行モデルとほぼ同じです。

バックミラーに高解像度ディスプレイを採用したほか、12.3インチの新型インフォテインメント・タッチスクリーンディスプレイ、Apple CarPlay/Android Auto接続機能を搭載しています。

LS 500は、最高出力416馬力(hp)/最大トルク600Nmを発生する3.5L V6ツインターボを搭載。レクサスによると、低速トルクを向上するためにリチューンが施されているといいます。

一方、LS 500h ハイブリッドでは、加速時のバッテリーアシストが強化されました。両モデルともに加速性能が向上しています。

フラッグシップに相応しく、先進の運転支援機能を搭載している点も特徴です。

今回の改良に伴い、駐車アシスト機能を搭載したレクサス・チームメイトがデビュー。駐車時にステアリング、ブレーキ、加速、シフトチェンジを自動で行います。走行中はセンサーで車線を監視しながら、先行車との安全な車間距離を保ちます。

先進技術開発カンパニー先進安全領域統括部長の鯉渕健氏は、レクサス・チームメイトについて次のように語っています。

「レクサス・チームメイトは、トヨタ自動車独自の自動運転へのアプローチである “モビリティ・チームメイト・コンセプト” をベースに開発された。人とクルマが友達のようにコミュニケーションをとり、お互いに高め合うために手を差し伸べ、一緒に運転することを可能にする」

2021年モデルのレクサスLSは、日本では2020年後半に発売されます。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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