フォルクスワーゲンの新型EV、ID.4のリーク画像がインターネット上で流れています。同ブランドにとって2台目となるEVの姿が明らかになりました。画像は、フォルクスワーゲンから中国工業情報技術部に提出された書類の一部で、何らかの理由で流出したものとみられます。
ID.4は、2017年のロサンゼルスモーターショーで初公開されたコンセプトカー「ID.CROZZ Concept」をベースにした電動SUVです。もともとは今年のジュネーブモーターショーでデビューする予定でした。
その後のVWの計画では、今年の夏の終わりごろにID.4の詳細を発表することになっていましたが、今回の流出により意図せず姿を見せることになりました。
テスラ モデルYやフォード マスタング マッハE、ジャガー I-PACEなどとサイズが近いことから、これらと競合することになると思われます。
スタイリングとしては、アトラスやティグアンよりも曲線的で洗練されています。ドアハンドルは空力性能を向上させるために凹型になっています。
また、ID.3と同様のヘッドライトとグリルデザインを採用していますが、より大きくスポーティな存在感があります。
フォルクスワーゲンによると、発売時には後輪駆動モデルのみが用意されるようです。パワートレインには、電気モーター1基と小型のバッテリーを搭載します。全輪駆動モデルは来年に発売されるとのこと。
VWのMEBプラットフォームを採用するID.4は、さまざまなモーター配置やバッテリーの種類に柔軟に対応できます。航続距離は最長500km(WLTP欧州テストサイクル)に及びます。
正式デビューは今夏の予定。価格は明らかにされていません。
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