新型シトロエン C4はクロスオーバーに 初のEVも追加

個性豊かなシトロエン C4の新型が登場。ハッチバックからコンパクトクロスオーバーに変身しました。最大のニュースは、パワートレインの選択肢の広さにあります。第3世代を迎えたC4は、ガソリン、ディーゼル、EVの3種類を用意。EVの設定はモデル初となります。

シトロエンの販売は好調です。2017年に発売したSUV、C3エアクロスが30万台以上、C5エアクロスが20万台以上売り上げています。同社によると、コンパクトハッチバックセグメントは2019年の販売台数の28%近くを占めるとのこと。それゆえに、アウトドア志向を持たせた新型C4を投入することで、追い風に乗ろうという算段のようです。

サスペンションのリフトアップ、SUVらしい樹脂パーツの多用、そしてC4 カクタスから派生した不思議なフェイスが特徴的です。横から見ると、C6セダンを彷彿とさせる、大きく傾斜したルーフラインが目を引きます。リアでは、三菱エクリプス クロスと似たような要素を取り入れたデザインとなっています。

タフなスタイリングではあるものの、基本骨格にはプジョー208と共有するCMPプラットフォームを採用。パワートレインの詳細やグレード展開は明らかになっていませんが、1.2L ガソリンや1.5Lディーゼルを搭載する可能性があります。

EVの「e-C4」は、シトロエンにとってe-スペースツアラー、e-ジャンピー、C5エアクロスハイブリッド、アミに続く5台目の電動モデルです。予想では、プジョー e-208と同じ50kWhのバッテリーを搭載し、最高出力136馬力/最大トルク300Nmを発揮するのではないかと思われます。

航続距離は不明ですが、e-208では1回のフル充電で350kmの走行が可能です。ただ、より大きくて重いシトロエンe-C4が、同じように350kmも走れるかどうかはわかりません。

さらなる詳細情報は、6月30日に明らかになります。世界中のどのブランドとも似ていない「我が道を行く」シトロエンは、これからも多くのファンを虜にしていくことでしょう。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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