ライダーの命を守る二輪車向け緊急通報システムをボッシュが開発

ドイツを本拠地とする自動車部品メーカーのボッシュ(Bosch)は、バイクが事故に遭っても迅速に救助できるようにする新システムの開発を発表しました。同社によれば、バイク事故で死亡するリスクは自動車事故の20倍にもなるとのこと。ライダーの命を守るために作られたこのシステムは「ヘルプコネクト(Help Connect)」と呼ばれています。

ヘルプコネクトは自動緊急通報システムで、車両に搭載された慣性センサーユニットによって事故を検知します。加速度や傾き角から衝突・転倒を検知すると、スマートフォンのアプリを介し、事故現場とライダーに関する情報をボッシュのサービスセンターに送信。そこから緊急サービスに連絡するというものです。

ボッシュによると、このシステムにより救急隊が現場に到着するまでの時間を最大50%短縮できるといいます。ヘルプコネクトはBluetoothを介してボッシュの緊急アプリ「Vivatar」に接続。Vivatar以外のバイク向けアプリをヘルプコネクトと連携させることも可能です。事故発生時には、事故の通知に加えて、ライダーの医療データを緊急サービスに送ることもできます。

バイクへの搭載作業も、追加のコントロールユニットを必要としないため簡単にできるといいます。

サービスはまずドイツ在住のユーザーからはじまり、欧州のどの国からでも、ドイツ語または英語で利用できます。ライダーが対応できないような重大な事故が発生した場合には、すぐに緊急サービスが現場に誘導されます。ほとんどのライダーはスマートフォンを身につけているため、万が一車両から投げ出されても位置情報により迅速な発見と救助につながります。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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