トヨタ「ヤリスクロス」のGRパーツが発表されました。GRパーツとは、トヨタの完成車に後付けできるパーツのことです。ラリー仕様のボディパーツを多く用意し、スポーティな印象を強めることができます。
ヤリスクロスはトヨタ最新のコンパクトクロスオーバーで、現在、日本で販売されており、ヨーロッパでは2020年半ばに発売されることになります(北米は未導入)。
GRパーツは、ブラックアウトされたヘッドライトと、フロントに左右に黒い樹脂パーツを用意。また、赤の泥除けや黒のGRホイール、ツインエキゾーストなども設定し、ラリーカーのようなエクステリアを完成させます。
ヤリスクロスは、トヨタのグローバルプラットフォーム「TNGA-B」を採用しています。ホイールベースは「ヤリス」と同じですが、ヤリスクロスの方が30mm広いグランドクリアランス(最低地上高)を確保しています。待望のホットハッチ「GRヤリス」とプラットフォームを共有しているからです。
日本では、ヤリスクロスはガソリンエンジンとハイブリッドを搭載。標準では1.5L 直列3気筒モーターに6速MTまたはCVTを組み合わせます。
もるかするとトヨタは、275馬力の1.6L 3気筒ターボモーター、AWD(トルセン製LSD付き)、そして新型ヤリスGRと同様のマニュアルトランスミッションを搭載した、ヤリスクロスの「GR」モデルを提供するのかもしれません。
おそらくその可能性は低いでしょうが、ガズー・レーシングのカラーリングを施したヤリスクロスは、ラリーカーに限りなく近いものです。
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