マーベルファン必見! RJの高級腕時計「ARRAW」がスパイダーマンとコラボ

腕時計メーカーRJは、マーベルのスパイダーマンシリーズとコラボした最初のブランドというわけではありません。実際、Citizenとマーベルがタッグを組んだシリーズが昨年発売されており、その中にスパイダーマン仕様のモデルも存在します。唯一の違いは、Citizenのモデルが3万円前後からとなっているのに対し、今回ご紹介するRJのモデルは、最低でも238万円(税抜)からと設定されていることです。

伝統主義的な考えを持つ人の中には、格調高い時計にインスピレーションを与えた架空のキャラクター群に対し、眉をひそめる人もいるかもしれません。しかし、今回のRJ(以前はロマン・ジェローム)の時計について知るうちに、スパイダーマンが持つ独特の付加価値を理解することができるかもしれません。

MarvelとRJとの提携により、「RJ ARRAW Spider-Man」「ARRAW Spider-Man Tourbillon」という2つの限定モデルが発売されました。

ハイエンドなARRAW Spider-Man Tourbillon

非常に複雑で耐久性に優れたこの時計には、RJ初の自社製トゥールビヨンが搭載されています。紛れもなく人目を引く美しいトゥールビヨンは、グレード5のチタンで作られたケージに収まっています。

シンプルな文字盤がスケルトン仕様のトゥールビヨンを引き立てます。しかし、針があるため設計は少し複雑になります。最初は時間と分が読みにくいですが、少し集中すると、白い針がゆっくりと動いているのが分かります。

大きなスペースを占める中央のトゥールビヨンのおかげで、華麗なルックスに仕上がっていますが、ケースを裏返すとかなり野心的なデザインとなっています。クモを彷彿とさせる8本の脚が備わり、クモの巣のようなケースバックの中央にはスパイダーマンのシンボルが赤く描かれています。

興味深いことに、よく観察してみないと、黒いケージの下半分にある黒いスパイダーマンの目に気付かない場合があります。なぜRJがこのような重要なデザイン要素をあえて見つけづらいように設計したのか、今のところよく分かっていません。もちろん、ストラップにエンボス加工されたクモはありますが、秘密の手がかりを発見する楽しさがあるのかもしれません。

採用されているRJ-7000の手巻きムーブメントは、150時間のパワーリザーブを備えています。Spider-Man Tourbillonには伝統的なクラウン(竜頭)はありません。これの代わりに、使用していない時はケースバックに対して平らに折りたためる機構が備わります。巻き取りとセットの両方に使えます。

ARRAW Spider-Man Tourbillonのレッドモデルは、スパイダーマンのスーツからヒントを得た特徴的な45mmケースに入っています。カーボンと赤いファイバーグラスのサンドイッチ構造を採用されています。

ブラックモデルの場合は、ラバーと組み合わされたポリアミド樹脂製のストラップが付属しています。両モデルとも10個までの限定販売となっています。小売価格は、レッドモデルが1,163万円(税抜)、オールブラックのカーボンモデルが1,095万円(税抜)です。「高い!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。安いというわけではありませんが、比較的お手頃なモデルも用意されています。

お手頃価格のARRAW SPIDER-MAN

「RJ ARRAW Spider-Man」は、昔ながらのRJモデルを忠実に再現することに力を入れています。ARRAWモデル特有の長いダガーのようなアロー型の針が採用されています。

8時から9時までの位置にあるスモールセコンドは、赤いラッカー塗装のスパイダーマンのシンボルとしてデザインされています。45mmのカーボンケースには、手巻きのRJ-3005自社製スケルトンムーブメントが格納されており、100メートルまでの防水機能が備わっています。ムーブメントは48時間のパワーリザーブが可能です。

価格は238万円(税抜)、限定100個の販売となっています。トゥールビヨンモデルも非常に魅力的ですが、奥深いグレーのケースをまとったARRAW SPIDER-MANも十分に心惹かれます。腕時計コレクターだけでなく、マーベルファンからも注目を集めそうな限定モデルです。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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