Google、「Apple Card」に対抗する物理的デビットカードを開発か

米Googleが、デビットカードを開発中との情報がリークされました。Googleは、米大手金融機関であるStanford Federal Credit Uniton(Stanford FCU)やCitiなどと提携し、物理的、デジタルの両方で使用できるデビットカードの準備を進めているようです。

Googleが物理決済カードのサービスの計画や提供をしたのは今回が初めてではありません。Googleは、Google Walletと連携する物理的デビットカード「Google Wallet card」のサービス提供を2013年に開始し、2016年3月に停止しました。現在準備中とされるGoogle Card(仮称)はGoogle Wallet Cardと比べ、より汎用性の高いデビットカードになるようです。

米テック系メディアTechCrunchの報道によると、Google Cardには非接触型ICチップが内蔵されており、同社のスマートフォン決済サービス「Google Pay」と連動し、Google Payアプリでカードの管理が可能になるようです。アプリで確認できるGoogle Cardの利用情報には、販売者名、日付、金額だけでなく、Google Mapの店舗の場所に関する情報へのリンク、道順、電話番号、連絡先などが含まれ、従来のクレジットカードやデビットカードの請求書よりも詳細な情報が確認できます。

カードを紛失した際や、カード情報の漏洩が疑われる場合、ユーザーがアプリを使って、デビットカードの番号をリセットすることができるようになり、迅速にカード不正使用への対応ができます。これまでのクレジットカードやデビットカードの様に、カード再発行を待つ必要なく、新規に発行されたカード番号を利用し、デジタルのデビットカードを利用し支払いができるそうです。アプリを使って物理的およびデジタルのカード両方の停止も可能です。

米Appleは、2019年8月にApple Cardを発表しましたが、Googleも以前よりフィンテック参入の計画をしていたことは、2019年11月の米Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)の報道、そしてそれに続くGoogleの声明からも明らかでした。

Google Cardの提供開始時期は、現在のところ明らかになっていませんが、Googleがこの度TechCrunchに寄せた声明では、今後数ヶ月のうちに詳細が明らかになると語っています。

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