コロナウイルスの発生による急激な需要増加でアマゾンプライムデーが延期になる可能性

Amazonは、2020年のプライムデーイベントを、コロナウイルスによるパンデミックのため延期する可能性があります。

注文増加によるイベント延期の可能性

コロナウイルスの発生により、Amazonは注文が大幅に増加しました。同社は2020年3月の需要に対応するために雇用を拡大し、倉庫作業員と食料品パッカーの両方の賃金を一時的に引き上げました。このような状況下で、更に注文が殺到しているため、米国の同社では、Amazon プライム パントリー(食料品や日用品をまとめて配送するサービス)を一時停止させる必要がありました。

リークされたAmazonの社内文書によると、プライムデーのショッピングイベントを早くとも8月までは延期する予定だとロイターは報じています。小売イベントを延期することは、同社自身だけでなく、サードパーティの加盟店にも影響を与え、Amazonにはプライムデーのセール期間中に予定されていた約500万点の余分な商品が残ることになると報じています。

動画配信サービスも需要増

2019年のプライムデーイベントは7月に2日間に渡って開催され、Amazonはサービス全体の価格を大幅に引き下げ、膨大な数の商品を割引価格で提供するとともに、イベントを大々的に宣伝しました。

しかし、今年は状況が異なります。多くの消費者は、実店舗へ出かけることを避けるためにオンライン配達に目を向けています。防疫の観点から多くの実店舗は、一度に店の中に入ることができる人の数を制限しています。食料品の配達は、タイムリーに注文や配達を処理する必要があるため、流通業界に負担をかけています。Amazonは、在宅注文と広範囲にわたる検疫活動の中で、プライムサービスの需要に追いつくことに苦労しています。

Amazonはプライムデーイベントのリークについてコメントしていません。その一方で、Amazonのオンデマンドビデオビジネスが、予想よりもはるかに多くの収益を上げているとも伝えられています。家に滞在し、通常より多くのコンテンツを視聴している人々が増えているためです。リークされた文書では、Amazonがこれらのパンデミック関連によるプライムデーイベントの変更の結果、最終的に約1億ドル(約109億円 2020年4月6日現在)のヒットを見込んでいるとされています。

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