大手家電メーカーであるSonyは、新型のワイヤレスイヤホン「WF-XB700」とワイヤレスヘッドホン「WH-CH710N」を発表しました。WF-XB700はローエンドサウンドが特徴的で、WH-CH710NはAIを用いたノイズキャンセリング機能を搭載しています。国内展開されるかは不明ですが、どちらもミッドレンジ向けの価格設定になっています。
Sony WF-XB700:ローエンドを強調する「EXTRA BASS」搭載
Sonyから発表された新型ワイヤレスイヤホンWF-XB700は、Sonyの独自技術「EXTRA BASS」を搭載し、パンチのあるローエンドサウンドを演出しています。ただし、だからと言ってハイエンドサウンドが犠牲になることはなく、ボーカルはクリアに聴こえるようです。
ペアリングはBluetoothを使用しています。バッテリー稼働時間はバッテリーケースを含めてフル充電すると、最大18時間のリスニングが可能。また、急速充電もサポートし、10分の充電で最大60分の稼働ができるようです。
残念なことに、昨年発売されて好評だった「WF-1000XM3」とは異なり、ノイズキャンセリング機能は搭載していません。ただし、イヤホン本体のデザインが人間工学に基づいた「トライホールド構造」になっており、運動をしていてもしっかりと耳にフィットできるようです。また、IPX4の防水性能を備えているので、汗をかいても装着し続けることができます。
Sony WH-CH710N:ノイズキャンセリングヘッドホン
新型ワイヤレスヘッドホンWH-CH710Nは、前後に配置されたマイクで外部の音を取り込み、AIが分析して環境に合わせたノイズキャンセルフィルターを選択する「AINC」機能を搭載しています。さらに、アンビエントサウンドモードも搭載されており、周囲の音をしっかりと聞きながらリスニングすることが可能です。
ペアリングはBluetoothを使用。バッテリー稼働時間は1回の充電で最大35時間のリスニングができるようです。また、急速充電にも対応しており、10分の充電で最大60分のリスニングが可能です。
両方ともミドルレンジの価格設定
今回発表されたWF-XB700のカラーはブルーとブラックの2種類、価格は129.99ドル(約1万4,000円)。WH-CH710Nのカラーはブルーとブラック、そしてホワイトの3種類で価格は199.99ドル(約2万1,000円)です。
ソニーが販売しているハイエンドモデルと比べると手頃な価格になっているので、ミッドレンジ向けの製品という位置づけになるでしょう。日本国内で展開されるかは不明ですが、もしすればミッドレンジのワイヤレスイヤホン/ヘッドホンの新たな選択肢になります。
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