Xiaomi 「Mi 10」シリーズ3モデル発表:1億8000万画素カメラ搭載モデルや兼価5Gスマートフォンも登場

昨年12月に日本にも進出した中国のXiaomi(シャオミ)が、フラッグシップスマートフォンMiシリーズの最新モデルとなる「Mi 10」、「Mi 10 Pro」、そして、「Mi 10 Lite 5G」の3モデルをライブ配信で発表しました。

Mi 10とMi 10 Proに関しては、2月に詳細の公式発表がありましたが、兼価モデルのMi 10 Liteはサプライズの発表となりました。注目の価格はMi 10が799ユーロ(約9万5,000 円)、Mi 10 Proが999ユーロ(約11万9,000円)で、4月7日よりEU圏で発売開始です。Mi 10 Lite 5Gは、EU圏では64GB仕様が349ユーロ(約4万2,000円)、128GB仕様が399ユーロ(約4万8,000円)で、5月に発売予定です。日本では、7月にauから発売予定(価格未定)です。

コスパの高い5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」

Mi 10 Lite 5Gは、Qualcomm Snapdragon 765Gを搭載した中位モデルの5Gスマートフォンです。ディスプレイは、Mi 10とMi 10 Proより0.1インチ小さく6.57インチのAMOLEDで、画面内に指紋センサーを内蔵しています。

背面カメラは、4800万画素メインカメラを含む4眼が四角いカメラバンクに搭載。インカメラは画面上部中央に位置するティアドロップ式ノッチに1600万画素のカメラを搭載しています。

重さ192gと、Liteという名前どおりの軽さ。正式なカラー名は不詳ですが、ホワイト、グレー、グラデーションがかかった明るいブルーの3色展開です。

1億8000万画素のメインカメラ搭載「Mi 10」と「 Mi 10 Pro」

上位モデルのMi 10は背面カメラに1億8000万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラ、20万画素のマクロ、20万画素の深度カメラという構成です。一方、最上位モデルのMi 10 Proは、1億8000万画素のメインカメラ、2000万画素の超広角カメラ、1200万画素の望遠カメラ、800万画素のハイブリッド10倍望遠カメラを搭載しています。Mi 10とMi 10 Proともインカメラは、2000万画素で、パンチホール式ノッチを採用しています。最高60fpsの4K動画、そして30fpsの8K動画撮影に対応しています。

Mi 10とMi 10 Pro共に、解像度2340×1080の6.67インチOLEDディスプレイを搭載しています。リフレッシュレートは90 Hzです。SoCはQualcommのSnapdragon 865を搭載し、メモリーは基本構成で8GBのLPDDR5 RAMを搭載しています。ストレージは基本構成で128GB。Mi 10では256GB、Mi 10 Proでは256GBと512GBのオプションも用意されています。8K動画を撮影する場合は、ストレージは大きめの方が良さそうです。

5Gの他に、WiFi 6 802.11axとBluetooth 5.1に対応。バッテリー容量はMi 10 Proが4,500mAh、Mi 10が4,780mAhとどちらも大容量。Mi 10 Proは50Wの有線急速充電と30Wのワイヤレス充電、Mi 10は30Wの有線急速充電とワイヤレス充電に対応しています。Mi 10はCoral GreenとTwilight Greyの2色展開、Mi 10 ProはAlpine WhiteとSolstice Greyの2色展開です。

また、ライブ配信された新作発表会では新しいワイヤレスイヤフォン「Xiaomi Mi True Wireless Earphone 2」も発表されました。インイヤー検出、タップによる音楽の操作や着信を受けられる機能の他、Google Assistantにも対応し、価格は79.99ユーロ(約9,600円)です。

やはり、コスパでかなりの競争力を見せるXiaomi。日本ではまだその知名度は低いですが、Mi 10 Lite 5GがEU圏と同等の価格で発売されれば、日本での市場拡大の切り札となるかもしれません。

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