キヤノン「EOS R5」、スペックの一部を追加発表。犬、猫、鳥に対応したAF等

キヤノンは、待望のミラーレスカメラ 「EOS R5」 の詳細を追加で公開しました。このカメラは2月中旬に開発発表されており、フルサイズセンサーや8K動画撮影などハイスペックな機能が注目されています。今回の発表では、8K動画の仕様AF性能の一部を明らかにしました。

8K動画、フレームレート29.97fps

8K動画のフレームレートは、29.97fps。また、全モードで「デュアルピクセルCMOS AF」が採用されます。これは、EOS 70Dで初めて登場した「位相差オートフォーカスシステム」で、センサーのマイクロレンズ(イメージセンサーに設置された集光レンズ)に対応する一つの画素が、独立した二つのフォトダイオードで構成されています。この二つのフォトダイオードの信号を比較し、ピントを合わせるためのレンズの駆動量を割り出します。「デュアルピクセルCMOS AF」は、明暗差を使ってピントを合わせる「コントラストAF」と比べ、高速なピント合わせができます。そのほか8K動画のスペックとして、水平方向のクロップ無し撮影や、内部記録が可能であることも公表しました。

動物写真家に朗報、野鳥も撮れるAF

今回、8K動画の一部仕様のほかに、犬、猫、鳥を撮影するための高度なAF機能についても発表がありました。このシステムは、動物の瞳だけでなく、全身や顔を検出してピントを合わせることができます。犬や猫といった動物に対するAFは、これまでソニーやニコンのカメラにも搭載されてきましたが、「鳥」と明言するのは珍しく、野鳥などを撮影する動物写真家にとっては朗報といえるでしょう。

カメラにはレンズのスタビライズと連動するカメラ内手ぶれ補正が搭載されています。デュアルカードスロットで、画像ファイルをキヤノンのクラウドプラットフォームに自動転送するオプションもあります。

EOS R5への関心は確かに高いのですが、キヤノンが成功するためには熱狂的なファンだけに頼ることはできません。ソニーはここ数年、ミラーレスカメラ 「α(アルファ)」 シリーズで動画撮影を好む写真家を惹きつけており、解像度などの点で限界を押し広げています。いずれにしても、EOS R5を他のカメラと正確に比較するには、もう少し情報を待たなければなりません。

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