ドイツのオーディオブランドSennheiser(ゼンハイザー)は、新型のワイヤレスイヤホン「Momentum True Wireless 2」を発表しました。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されており、前モデルよりもバッテリー稼働時間が向上しています。価格は299.95ドル(約3万2,000円)、日本への展開は不明です。また、同価格帯にはAppleのAirPodsやソニーのWF-1000XM3があります。
7mmのダイナミックドライバーとANC機能を搭載したモデル
ANC機能を搭載したワイヤレスイヤホンは、飛行機の中や混雑したオフィス、街中の雑踏をかき消すことができ、根強い人気があります。現在ではAppleのAirPodsやソニーのWF-1000XM3が人気のモデルになっていますが、ドイツのオーディオブランドであるゼンハイザーはそこに新しいモデルを投入するようです。
今回発表された「Momentum True Wireless 2」は、2018年に発売された前モデルであるMomentum True Wirelessの後継機。7mmのダイナミックドライバーとANC機能を搭載していることが特徴的です。さらに、外音を取り込むことも可能で、音楽を聞きながら周囲の環境音にも気を配ることができます。
バッテリーは前モデルよりもかなり改善され、イヤホン単体で7時間、バッテリケースを利用すると最大28時間のリスニングができます。さらに、バッテリー稼働時間が向上しているのにも関わらず、イヤホンの大きさは2mmほど小さくなっています。
機能面では、カスタマイズができるタッチコントロールが設置されており、音楽の再生/停止やトラックのスキップ、通話の応答/終了などを任意で設定することができます。また、Google AssistantやApple Siriなどの音声アシスタントもサポート。さらに、イヤホンを外すと自動的に音楽を停止する「スマートポーズ」機能を搭載しています。
ライバルはAir PodsとWF-1000XM3
ゼンハイザーのMomentum True Wireless 2のライバルは、やはりAppleのAirPodsとソニーのWF-1000XM3。価格は、Momentum True Wireless 2が299.95ドル(約3万2,000円)、AirPodsが2万7,800円、WF-1000XM3が2万5,880円です。ゼンハイザーが最も高価ですが、多彩な機能を備えています。
AirPodsやWF-1000XM3では満足できない方の第3の選択肢。それがゼンハイザー Momentum True Wireless 2だと言えるでしょう。
マルチポイントは相変わらず非対応?