Microsoft、GDC 2020の参加を見送り。COVID-19の影響

Microsoftは、3/16から開催されるGame Developers Conference 2020(GDC 2020)の参加を見送ることを発表しました。未だに拡大を続ける新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を懸念してのことです。また、開催地であるサンフランシスコ市は、COVID-19に対する非常事態宣言を発令しています。

GDC 2020は3/16からサンフランシスコで開催予定

GDCとは、Game Developers Conferenceの略称で、世界最大規模のゲーム開発者のためのイベントです。今年のGDC 2020は3/16~3/20、サンフランシスコでの開催を予定しています。

Microsoftは同社の公式ブログGame Stack Blogで、GDC 2020の参加を見送ることを発表しました。拡大し続けているCOVID-19が見送る理由で、ブログには以下のように述べられています。

「世界中のゲームプレイヤーや開発者、従業員、パートナーの健康と安全を守ることは当社の最優先事項です。現在流行しているCOVID-19は拡大し続けているため、GDC 2020の参加を見送ることを決定しました。」

GDC 2020で発表される予定だった製品やサービスは、オンラインイベントを開催し、そこで発表するようです。オンラインイベントでは、ゲーム開発者の対談や新作ゲームのデモなどがライブストリーミングで配信されます。内容は主に3種類、以下の通りです。

  • 最新のクラウドおよびゲーム開発技術に関する開発者のトークショー
  • ゲームデザインやオンラインサービス、ゲームストリーミング、次世代ハードウェアなどのパネルディスカッション
  • Microsoftのゲーム開発チームXbox Game Studiosによるトークショー

国内ではSonyやコジマ プロダクションが撤退を表明

MicrosoftはGDC 2020の見送りを発表しましたが、ほかにもUnityやEpic Games、Facebook、国内ではSonyやコジマ プロダクションなどもイベントからの撤退を表明しています。開催まであと2週間ほどですが、参加を見送る企業は増えそうです。

また、GDC 2020の開催地はサンフランシスコです。同市はCOVID-19に対して非常事態宣言を発令しています。もしかしたら、GDC 2020はMWCのように中止へと追い込まれるかもしれません。

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