フォルクスワーゲン、新型コンパクトSUV『タオス』発表!北米向けに6月発売

フォルクスワーゲンは、新型のコンパクトSUV『タオス』を北米で発表しました。ターボチャージャー付き1.5L 4気筒エンジンを搭載し、前輪駆動モデルで11.9~15.3km/l(米EPA推定数値)を達成。アウディ『Q3』やマツダ『CX-30』といったライバル車よりも優れた燃費を実現しています。

フォルクスワーゲン・オブ・アメリカの製品・戦略担当上級副社長であるハイン・シェーファーは、次のコメントを発表しています。

「わたし達は、コンパクトSUV分野の競合モデルにはほとんど見られない低燃費とドライバビリティのバランスを目指して、北米向けにタオスを開発しました。お客様には、運転が楽しく、装備の充実したSUVを、非常に競争力のある価格帯で受け入れていただけると思います」

フォルクスワーゲン『タオス』

グレードは、ベースモデルのほか「S」「SE」「SEL」の計4種類が用意されました。全モデルで1.5L直噴ターボ4気筒エンジンを標準装備。158馬力と250Nmのトルクを発生し、前輪駆動モデルには8速ATを採用して燃費を最大限に高めています。一方、AWDモデルにはスポーティな7速DCTが採用されていますが、燃費10.6~13.6km/lを達成しており、米国で販売されている同クラスのモデル平均を上回っています。

ベースモデルには、標準で8.0インチのデジタルメーター(デジタルコクピットディスプレイ)と6.5インチのインフォテイメントスクリーンが搭載されています。その他、17インチアルミホイール、ステアリングヒーター、シートヒーター&ベンチレーション付きフロントシート、ミラーヒーターなどを標準装備。

フォルクスワーゲン『タオス』

中間グレードのタオスSEでは、インフォテインメントスクリーンが8.0インチに大型化され、ワイヤレス充電器やワイヤレスのアプリ接続機能を備えています。最上級のタオスSELは、10.25インチのタッチスクリーン(デジタルコクピット・プロ)、10色のアンビエントライト、Beatsオーディオシステムを搭載。その他、自動緊急ブレーキ、前方衝突警告、アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンキーピング・アシスト、オートマチック・ハイビームなど、さまざまな安全システムが装備されています。

フォルクスワーゲンのMQBプラットフォームを使用したタオスは、全長4,465mm、ホイールベースは2,690mmで、『ティグアン』よりも235mm短いにもかかわらず、2,818Lの室内空間と、796Lの荷室スペースを備えています。後部座席を折りたたむと、荷室は1,877Lに拡大されます。

今年6月に米国で発売される予定で、価格は前輪駆動モデルが22,995ドル(250万円)から、AWDモデルが24,445ドル(265万円)からとなっています。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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