眼鏡型のウェアラブルデバイスであるスマートグラス。その存在は広く認知されるようになってきましたが、
- 大きくてつけにくそう
- まだまだ実用性がないのでは
といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、今回のボッシュの発表により、そのイメージが覆るかもしれません。
Light Drive とは?
ボッシュが今回発表したスマートグラス向けのモジュール(ある機能を持つひとまとまりの部品のこと)であるLight Driveは競合のものと比べて、30%ほど小さくなっているようです。
- 長さ 45mm~75mm
- 高さ 5mm~10mm
- 幅 8mm
- 重さ 10g以下
数字だけを見てもイメージしにくいかもしれませんが、これは一般的なメガネのフレームに簡単に組み込めるサイズなのです。
内部にはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械システム)スキャナーが搭載されていて、これによってユーザーの網膜にグラフィックを投影します。そのため、明るい場所でもはっきりと情報が見えます。
利用シーンは?
このデバイスはスマートフォンなどに接続し、そこからのデータをリモートディスプレイとして表示するものになっています。ボッシュの提示している利用シーンとして、
- ナビゲーションや電話の通知
- メッセージやToDoリストの表示
などが挙げられます。
まとめ
新型の「Light Drive」は2020年1月に開催されるテック系イベントCES2020で一般公開される予定です。GoogleやAppleなどの大手もスマートグラスの分野に進出していることを踏まえると、より小さく、より身につけやすい実用的な製品がユーザーの手元(目元?)に届く日も近いかもしれません。
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