ヘルシーな宇宙生まれの野菜って知ってる?

最近発表された研究によると、宇宙で栽培されたレタスは、地球で栽培されたレタスと同じように栄養面で地球産と遜色がなく、味もとても美味しいそうです。しかし、宇宙ステーション内で無重力状態にて植物に水を与えるのはそう簡単ではなく、注射器を使った水やりシステムはレタスには十分ですが、より大きな野菜を育てるにはもっと工夫が必要だとNASAは説明しています。

ようやく芽が出た宇宙野菜

米航空宇宙局 (NASA) は長年、国際宇宙ステーション (ISS) で栽培された植物の実験を続けています。レタスは特に高い関心を集めており、専門家がデータを収集し、宇宙飛行士のための最終的な宇宙食品開発への道を見出そうとしています。そして2015年、宇宙ステーションのクルーは初めて宇宙で育てたレタスの栽培に成功し、試食した結果とても好評だったそうです。

最近発表された研究によると、宇宙で育てられたレタスは、地球で育てられたレタスと同じくらい栄養価が高いことが分かりました。宇宙で育った野菜は食べても大丈夫なのか気になる方もいるかもしれませんが、すでに宇宙レタスの安全性は過去の研究で明らかになっています。宇宙で育った野菜は、宇宙飛行士の貴重な食糧となり、打ち上げの際に重要な軽量化に貢献します。

「宇宙農園」を可能にする画期的散水システム

しかし、宇宙で野菜を育てるのは簡単ではありません。宇宙ステーションには僅かな重力しかなく、宇宙飛行士は 「プラントピロー」 と呼ばれる容器に、チューブを入れた大きな注射器を使ってレタスに水をあげなければなりません。NASAが今週発表したところによると、この方法はより多くの水を必要とする大規模な栽培には不向きだといいます。

そこでNASAはTupperware BrandsとTechshotと共同で、Passive Orbital Nutrient Delivery System(PONDS)と呼ばれる新しい植物育成システムを開発しました。その名の通り、なんと宇宙での使用を想定して設計された画期的な散水システムです。このシステムの特徴は、13.5オンス(約400ml)の水槽から植物を採取できるということで、実際に宇宙飛行士が植物に水を与えるのは2、3日に1度で良いとのことです。

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