米宇宙軍、中古ロケットを再利用 スペースXと契約

アメリカ宇宙軍は近く、GPS衛星を軌道に乗せる国家安全保障ミッションを控えていますが、その打ち上げには、民間企業スペースX社のロケット「ファルコン9」が使用した中古の第1段ブースターが使われる予定です。

使用済みブースターの再利用が承認されたことで、2回の宇宙飛行で推定5300万ドル(約55億円)を節約できると、宇宙軍の関係者は述べています。

スペースXの社長兼最高執行責任者であるグウィン・ショットウェル氏は声明を発表し、同社はファルコン9の飛行で証明された利点と能力を国家安全保障の宇宙打ち上げに活用できることを誇りに思っている、としました。

ショットウェル氏はまた、宇宙軍が使用済みロケットを評価したことに感謝し、満足していると述べています。同氏によると、宇宙軍の再利用実験によりロケットを継続的にアップグレードし、大幅な税金を節約することができるとのこと。

スペースXは、第1段ロケットの再利用に長い間取り組み、宇宙飛行のコスト削減に貢献してきました。大型のファルコン・ヘビーロケットも再利用できるように設計しています。

次の打ち上げ計画「GPS III-SV04」は9月29日に予定されており、第1段ブースターは再利用のため着陸を試みます。このブースターは、来年の「GPS III-SV05」と「GPS III-SV06」の打ち上げに使用される計画です。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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