GMC「ハマーEV」新しいティーザー映像公開:詳細発表は延期

新型GMC「ハマーEV(Hummer EV)」の詳細情報の発表が延期されました。コロナウイルスに関連した影響が原因と思われます。GMCはスーパーボウル2020の広告でハマーの復活を予告しており、5月20日に詳細を明らかにする予定でした。

このハマーは、すでに知られている通り、以前のモデルとは全く異なります。オリジナルのハマーはあらゆる点で過剰な車でしたが、復刻版ではガソリン駆動のドライブトレインを捨てて、フル電動に置き換えられます。

画質は粗いが、ボンネット形状、透明なルーフ、そして荷台らしきリアの形状が確認できる。

だからといって、軟弱なエコカーになるわけではありません。新しいハマーEVは最大1,000馬力を発揮し、0~96km/hのタイムは3.0秒であるとGMCは謳っています。大型SUVというよりスーパーカーに近いパフォーマンスです。また、最大トルクは1,560Nmにも達するとされています。

5月20日に詳細情報の発表が期待されていましたが、現在(当然のことながら)中止となってしまいました。改めていつ発表されるのかは明らかにされていませんが、GMCはこのことが開発プロセスに影響を与えているわけではないと主張しています。同社曰く、「チームの開発作業は順調に進んでいます」とのこと。

その代わり、新しいティーザー映像が公開されました。このビデオクリップはコンピューターグラフィックスによるもので、頭上のドローンから森の中を走行するハマーEVを映すというシチュエーションです。

残念ながら、このドローンが高度を下げて車両に近寄ることはありませんでしたが、この映像からはフルガラスルーフもしくは取り外し可能なルーフパネルが搭載されることが確認できます。また、リアには比較的短いベッドと、彫り込まれたボンネットのラインが見えます。映像によると、ハマーEVは2021年秋に発売される予定だといいます。

COVID-19の影響を受けた新型EVはこれが初めてではありません。新興メーカーのリビアンは今月初め、同社の全電動ピックアップトラック「R1T」が今年後半の発売予定を延期すると発表。その代わりに、納車はおそらく2021年の早い時期に開始されるだろうと顧客に伝えています。

また、フォードは今週、高級ブランドのリンカーン(Lincoln)でリビアンのプラットフォームを使用したEVモデルを作るという計画が、コロナウイルスの影響により頓挫していることを明らかにしました。リビアン製プラットフォーム「スケートボード」は、今後のリンカーン車の基本骨格となることが確認されていますが、今のところそれがいつ実現するのか、また、それがどの車から採用されるのかは不明です。

ハマーEVについては追加情報が明らかになり次第、お伝えしていきます。

林 汰久也

愛知県在住 27歳。ハウスメーカーの営業を経て、IT企業のメディア事業に参画。記事制作ディレクターとして店舗紹介記事などの制作に携わる。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。

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