レクサス「GS」米国限定最終モデル発表:今年8月生産終了

レクサス「GS」が今年8月をもって生産終了するというニュースは、主戦場である米国でも話題になっています。レクサスは米国向けの最終モデル特別仕様車として「ブラックライン・エディション」を発表。現行の第4世代「GS 350 F Sport」をベースに、ブラックアウトされたエクステリア、よりスポーティなインテリア、ゼロハリバートン(Zero Halliburton)製の専用キャリーバッグ2点セットなどが採用されています。最高のグランドツーリング・ラグジュアリーセダンの1つとして、ふさわしい閉幕と言えるでしょう。

FR仕様では、グロスブラック仕上げのFスポーツホイールと、鮮やかなオレンジ色のブレーキキャリパーを装備。ブラックライン・エディションはAWD仕様でも選択可能ですが、上記のホイールとオレンジキャリパーはFR仕様のみの設定です。

ボディカラーには、ウルトラホワイトまたはダークブラウンの「キャビア」仕上げのみが用意されていますが、ブラックアウトされたパーツは共通です。ブラックのアウターミラーキャップ、グロスブラックのグリル、ダックテールのスポイラー(もちろんブラック仕上げ)など、随所に黒を多用したスタイリッシュな装いとなっています。

インテリアも同様に黒をベースとしており、センターコンソール、ステアリングホイール、ドアパネルにはレッドのアクセントが施されています。シートはブラックレザーにレッドのアクセントを加えているほか、車内の至るところにカーボンパーツを散りばめ、よりスポーティーで高級感のある雰囲気に仕上げています。また、インストルメントパネル、アームレスト、センターコンソールには上質なアルカンターラを採用しています。

ほか、特筆すべき点として、ブラック仕上げの特注ラゲッジ2点セットが用意されています。エッジ・ライトウェイト・コレクションをベースに、ゼロハリバートンがレクサスのためだけにデザインしたキャリーバッグです。セットには、26インチのミディアムトラベルケースと、22インチのエッジ・ライトウェイト・コンチネンタルキャリーオン(Edge Lightweight Continental carry-on)が含まれています。

どちらもブラックで仕上げられており、レーザーエッチングによる「Zero Halliburton for Lexus」のバッジ、レザーにエンボス加工されたレクサスのロゴ、豪華なインテリアコンプレッションパネルなどの細かいディテールが施されています。

レクサスは「GS 350 F Sport Black Line Edition」を200台のみ生産。米国での最初の納車は今年の夏になると予想されていますが、価格設定は発売予定日に近づいてから発表されます。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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