SSC「Tuatara」100台の製造が決定:一度はやぶれた最高速の夢を再び。

アメリカのハイパーカーメーカーShelby SuperCars (SSC) は、「SSC Tuatara(トゥアタラ)」の最初の製品版を発表しました。この車は2011年に公表され、2013年にはデリバリーが開始される予定でしたが、SSCの資金難により計画は頓挫していました。今回、SSCはTustaraを100台製造し、ついに一般販売する意向を示しています。パワーユニットは5.9L V8ツインターボで、91オクタンガソリンを使用すれば最高出力1,350hpを発揮しますが、エチルアルコールを配合したE85燃料を使用した場合は1,750hpまで向上します 。

SSCはロボット化されたCIMA 7速トランスミッションを使用し、100ミリ秒でギアチェンジが可能です。車両重量は2,750ポンド(約1,245kg)あり、速く走るために空気力学を考慮して設計されています。リアには飛行機のような跳ね上げ式のスポイラーを装備。Tuataraはモノコックの外側にカーボンファイバーを使用し、軽量化を図っています。

油圧式で自動で開くファンシーなポップアップドアを採用。SSC Tuataraは、どこから見てもハイパーカーだと分かるワイルドなデザインで、とても魅力的です。価格は現時点では不明ですが、SSCは2013年に130万ドル(約1,426万円)での販売を計画していました。

その車は極端なハンドリング性能よりも最高速度を重視しています。SSCは最高時速300マイル(480km/h)に達するとうたっていますが、とてつもないパフォーマンスです。そのスピードに到達するために、このモンスターはどのようなタイヤを使っているのでしょうか。速度の世界記録(時速304マイル・490.98km/h)を有するBugattiと同様に、最高速度で走った後、新しいホイールやタイヤへの履き替えが必要になるのではないかという疑問もあります。

「Shelby」と聞くと「Shelby American」社を思い浮かべる人もいるだろうが、全く無関係の別会社。
SSCは、世界最高峰の性能を持ちながら、比較的安価なモデルを少量生産するメーカーである。

もし時速300マイルを達成できるとしたら、2011年の発表時に使われた「地球上でもっとも速いスーパーカー」というキャッチフレーズが現実のものとなる日も近いかもしれません(Bugattiの記録を塗り替える必要がありますが)。

あなたは、世界最速の車を作ることは馬鹿げていると思いますか? 確かにそうかもしれません。しかし、そこには理屈では語れない情熱と夢があるのです。そして幾多の苦難を乗り越えてこそ、分かち合える喜びは大きくなるでしょう。

上記の動画内では、この車がどのように設計され、組み立てられ、内部構造がどのよういなっているかが少しだけ紹介されています。現在、YouTube上には貴重なエンジン音を聴ける動画もアップされているので、それらもあわせてチェックしてみてください。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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