レクサス 初のBEV専用モデル「RZ」詳細を発表

LEXUS(レクサス)が同ブランド初のバッテリー式電気自動車(BEV)専用モデルとなる「RZ 」の情報を公開しました。RZ 450eはトヨタの「bZ4X」やスバルの「Solterra(ソルテラ)」と主要部品を供用しつつ、最新ハイテク技術やラグジュアリーな装備も積極的に取り入れています。フロントに150kWのモーター、リアに80kWのモーターを搭載した新開発eアクスルを採用。71.4kWhのバッテリーを搭載し、航続距離はWLTC基準で450kmと謳われています。

発進加速の向上、操縦安定性の向上、消費電力の低減を謳った全輪駆動パワートレイン「DIRECT4デュアルエレクトリックモーター」を採用しています。さらに、インバーター、モーター、トランスアクスルを一体化した新システム「eアクスル」を採用し、荷室空間を拡大しました。トヨタがスバルと共同開発したレクサス初のBEVプラットフォーム「e-TNGA」をベースにし、レクサスが「スピンドルボディ」と呼ぶ、低いボンネットと最小限のフロントグリル開口部を持つデザインを採用。空気抵抗を少なくするために冷却要件に応じて開閉するシャッターを装備しています。また、今回のRZ詳細情報公開に先駆けて公開されたティーザー画像によると、「ヨークステアリングホイール」と呼ばれる、飛行機の操縦桿のようなデザインのステアリングホイールが採用されています。

「Lexus Safety System+ 3.0」も搭載し、周囲の状況から衝突可能性を検知し、衝突回避や衝突被害の軽減に寄与する「プリクラッシュセーフティ」、ドライバーがウインカーを出さずに車線を逸脱しそうになると警告を発する「レーンディパーチャーアラート」、システムが運転者が異常状態であると判断すると、周囲に警告を発しながら減速、停車する「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」などの安全運転支援機能を搭載しています。 インテリアカラーはオレンジ、パロミノ、ダップルグレー/ブラックが用意されます。レクサスRZの価格は未定ですが、2022年末に発売予定に近づくにつれ、詳細が明らかになると思われます。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です