Genesis フラッグシップセダン新型 『G90』の詳細が明らかに、メルセデスSクラスのライバルの中身はいかに

韓国ヒュンダイの高級車ブランドGenesis(ジェネシス)が先月エクステリアを公開したフラッグシップ高級セダン2023年モデル「G90」。Genesisは、プレミアムラグジュアリー層を揺るがすほどの存在感を備える新型G90に関する詳細を明かしました明かしました。

2代目となるG90は2022年中旬に登場予定で、メルセデスベンツ「Sクラス」のライバルと位置付けされるラグジュアリーさと快適さを備えています。当初、V型6気筒ターボエンジン、また、高性能モデルには5.0リッターV型8気筒エンジンの搭載される可能性もあると噂されていましたが、G90のパワートレインがこの度判明しました。

性能に関する数値はまだ明かされていませんが、新型G90は標準の3.5リットルV型6気筒ターボエンジンが搭載され、最大出力は375馬力、最大トルクは288Nmあたりを見込んでいます。標準仕様は後輪駆動。AWDのオプションも用意されています。トランスミッションはどちらの駆動も8速ATを搭載。

新型G90では、メルセデスSクラスと同様に、前輪と逆方向に操舵する後輪を採用し、ハンドリングと操縦性を向上しています。また、合わせガラスを採用し、標準装備のノイズキャンセリングシステムと連動して、EVのような静粛な走りを実現しています。

センターコンソールには指紋認証システムを搭載し、キーなしでエンジンの始動や運転が可能です。スマートフォンを近くに持ち、ドアハンドルに触れることでドアの解錠やエンジンの始動ができる「デジタルキー2」システムも搭載しています。その他、オートフラッシュドアハンドル、オートクロージングドア、衝突回避支援システム付きリモートスマートパーキングアシストなどのハイテクで便利装備も搭載しています。

インテリアには、23基のスピーカーで構成されるバング&オルフセンオーディオシステムが搭載され、電動ポップアップツイーターとヘッドライナーのスピーカーによって3Dサラウンド体験を提供しています。また、2023年モデルのG90は、Genesisとして初めて、アロマが楽しめるフレグランスディスペンサーを搭載しています。「My Favorite Place(お気に入りの場所)」、「The Driver’s Awakening(ドライバーの覚醒)」、「The Great Outdoors(偉大なるアウトドア)」の3種類の香りが用意され、気分やシチュエーションに合わせてアロマを愉しむことができます。

また、G90のインフレータブル・サイドボルスター付き「エルゴ・リラクシング」シートも乗る人に快適さを提供する仕掛けが施されています。エルゴ・リラクシングシートは、車から降りるとしぼみ、乗り込むと自動的に膨らんで、座る人をしっかりホールドしてくれるのだそうです。さらに、スポーツモードでは、サイドボルスターが伸びてサポート力を向上。後席のレッグサポートとフットレストには、ヒーターとベンチレーションが装備されていて、どこに座っても最高の快適さであなたを包み込んでくれるようです。

後席のアームレストに装備された8インチタッチスクリーンを操作して、シートポジション、マッサージ設定、クライメートコントロール、カーテン、アンビエントライトを調整することができます。2022年中旬のG90の登場が待ち遠しくなる期待を裏切らない内容です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です