BMW『X3 Mコンペティション』を鬼強化!最高出力645馬力のチューニングキット発表

ドイツのチューニングメーカーであるマンハートは、BMW『X3 Mコンペティション』のチューニングキットを発表しました。「MHX3 600」と名付けられたこのモデルには数々のアップグレードが施されていますが、先日公開された『X6 M』ベースの「MHX6 700WB」で見られたような、派手な「アーティスティック・フォージド・カーボン」パーツは含まれていません。

MHX3 600には、アルピナ製の22インチアルミホイール、8ピースのカーボンファイバー製ボディキット、グレーのストライプとレタリングが入ったマットダークブルーのボディラッピングが採用されています。外観がクールに引き締められているのはもちろんですが、マンハートの真髄はボンネットの中に隠されています。

X3 Mコンペティションの3.0L直列6気筒エンジンに手を加え、マンハート独自のECU、バルブコントロール付きのステンレス製エキゾーストシステム、4本出しのカーボンファイバー製エキゾーストチップなどを採用し、パフォーマンスを向上。最高出力は645馬力、最大トルクは785Nmとなりました。

ベースとなっているBMW X3 Mコンペティションの0-97km/h加速は6.1秒、最高速度は250km/hに達し、オプションのパッケージを装着した場合は0-97km/h加速4.0秒、最高速度285km/hに達するとされています。MHX3 600の具体的な性能はまだ公表されていませんが、マンハートは「クレイジー・ファスト」と述べていることから、純正を大きく上回る性能を秘めていると思われます。

また、H&Rのローダウンスプリングにより車高が30mm下げられています。ブレーキやインテリアは標準モデルと同じですが、オーダーメイドのチューニングやカスタマイズも可能であるとのこと。喜ばしいことに、MHX3 600のキットはBMW『X4 Mコンペティション』でも適用できます。

MHX3 600は、10台のみ販売される予定です。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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