カナダ発の電動3輪車、プロトタイプ初公開 すでに2万件以上の予約

カナダのDaymakという電動バイクメーカーは、今年3月に新型の電動3輪車『スピリタス』を発表し、クラウドファンディングにより購入希望者を募集しました。その結果、現時点で25,000件もの予約注文が入っているとのことです。そして、同社は今回、スピリタスのプロトタイプを初公開しました。

北米での販売価格は、2万ドル(約230万円)前後という比較的安価なものから始まり、ハイパーカー並の高性能を持つとされるバージョンでは149,000ドル(約1,690万円)からと幅広い設定に。プロトタイプの全長は3,860mmで、2人が乗ることができます。

デザインは、これまでCGのレンダリングでしか見られませんでしたが、バタフライドアなど奇抜なスタイルが維持されているようです。前に2本、後ろに1本のタイヤを持つ3輪車で、バッテリーと電気モーターで走るEVとなっています。Daymak社によると、高性能バージョンは非常に加速力に優れ、0-97km/h加速のタイムはテスラ『モデルSプレイド』よりも速いとしています。

新型『スピリタス』のプロトタイプ

最も安価なベースモデルは最大290kmの航続距離を持ち、約2万ドルの価格帯を目指しているとのこと。高性能バージョンの「アルティメットエディション」は149,000ドルと、価格が一気に跳ね上がりますが、カーボンファイバー製の軽量ボディを持ち、0-97km/h加速1.8秒、最大航続距離480kmを実現しています。

そして、最も奇妙な特徴の1つは、運転していないときには「Nebula Miner」と呼ばれる専用システムを使って、ビットコインやドージコインなどの暗号通貨をマイニングできるという機能です。この機能をつけた理由について、Daymak社の社長であるアルド・バイオッキ氏は、発表会で次のように述べています。

「当社は、高速道路の通行料や駐車料金、ドライブスルーでの注文が、その場で直接、暗号通貨を使って支払われる未来を想像しています。オンライン請求書や銀行取引も、同じソフトウェア・プラットフォームを使って、暗号通貨で支払うことができます。そして、ほとんどの自動車がガレージに置かれている間に減価償却されていくのに対し、Nebula Minerはスピリタスを駐車している間にお金を稼いでくれます」

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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