最高級のミニカーを販売しているアマルガム・コレクションは、ル・マン24時間レースを主催するACO(Automobile Club de l’Ouest)とパートナーシップを結び、歴史的なレーシングマシンの数々を発表しました。
特筆すべきは、ブガッティの『タイプ57Gタンク』です。これは1937年にル・マンを制したマシンで、3台しか製造されていません。そのうち2号車が1936年のフランスGPを、3号車がル・マンを勝ち抜きました。
しかし、1号車は1936年のパリ・オートサロンでデビューした後、謎の失踪を遂げました。アマルガム社は、この タイプ57Gタンク を1/8スケールで再現し、18,500ドル(約200万円)で販売しています。
1971年のル・マン24時間レースで優勝したマルティーニカラーのポルシェ『917K』も見逃せません。実車の写真をもとに、ボディのダメージや汚れなどが精密に再現されています。モデルは1/8スケールで、キットには実際の写真のコピーが付属し、価格は19,952ドル(約220万円)からとなっています。
フォード『GT40』は、2019年の映画『フォードvsフェラーリ』でも活躍した、1969年のル・マン優勝マシンを再現。1/8スケールで、価格は約15,000ドル(約160万円)から。他にもフェラーリ、ジャガー、アストン・マーチン、マクラーレンなども用意されています。
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