スズキが新たなコンセプトカー『ミサノ』を公開しました。イタリア・トリノにあるIED(ヨーロッパ・デザイン学院)の学生と共同開発したもので、スズキの二輪車や四輪車にインスパイアされたコンパクトなオープンEVです。イタリアのサーキットにちなんで名付けられたミサノは、バイクのようなタンデムシートを備えています。
全長4,000mm、全高1,000mmとコンパクトな車体にルーフレス、優雅な曲線、シャープなエッジ、シングルドア、そして中央からオフセットされたタンデムシートなど、特徴的なデザインが採用されています。
アグレッシブなS字型のヘッドライトと、カッパーのアクセントが施されたホイールが、このクルマの未来的な雰囲気を高めています。また、フロントエアスクープ、サイドスカート、リアロールバーなど、エクステリアの一部にもカッパーが使われています。
スズキとIEDによると、インテリアでは従来のステアリングホイールの代わりに、コントロールスティックが装備されているとのこと。パワートレインについてはまだ不明ですが、大容量バッテリーを搭載した完全EVであることは確認されています。
ミサノは、5月15日から6月6日までトリノにある自動車博物館で展示されます。今のところコンセプトに過ぎませんが、スズキのラインナップにこのようなハイパフォーマンスEVが加わる日が、いつか訪れるのでしょうか。
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