英国撤退の三菱 貴重な保有車両をオークションに出品 スタリオン、ジープなど14台

三菱自動車は長年に渡り、スポーツカーファンが憧れるようなクルマを数多く輩出してきました。『ランエボ』や『3000GT』などは、これからもドライバーに愛され続けるでしょう。しかし近年、三菱は苦境に立たされており、最近では英国からの撤退を決定しました。そのため、三菱は英国内で保有していたクラシックカーを売却することにしました。

このオークションでは、14台のクラシックカーがノーリザーブ(価格に関係なく販売される形式)で出品され、最高額で落札された人が購入することになります。14台の中でも特に興味深いのは、トミ・マキネンのサインが入った2001年式のランサーエボリューションです。

また、2015年にランエボシリーズの生産終了を記念して作られた40台限定モデル「FQ-440 MR」や、2008年式、2007年式のエボも販売されています。2007年式のモデルはグループN仕様。2007年と2008年にブリティッシュラリー選手権に参戦した車両です。ほかにも『ギャラン』のラリーカー、1988年式の『スタリオン』、1992年式の3000GTもオークションに出品されています。

さらに、ウィリス社のライセンスを受けて製造された1983年式の『ジープ(J27)』、2000年式の『ショーグン(パジェロ)』、『L200デザートウォーリアー』など、三菱を象徴するような車両もあります。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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