最強のハイブリッド車はこれだ!ウクライナ発、水陸両用装甲車「ストーム」登場

ウクライナのHighland Systemsという会社が、アブダビで開催された国際防衛展示会で、興味深い装甲車を披露しています。『ストーム(Storm)』と呼ばれるこの車両はハイブリッドパワートレインを使用し、完全な水陸両用能力を持っています。陸上だけでなく水上でも移動可能で、さらに興味深いことに、同社は間もなく発売される潜水可能なバージョンの開発にも取り組んでいます。

確認できる限りでは、ストームは、ハイブリッドパワートレインを搭載した世界初の水陸両用軍用車両です。ディーゼルのレンジエクステンダーを作動させたハイブリッドモードで18~36時間の連続運転と、最大3.5時間のバッテリー駆動が可能です。

Highland Systems社の『ストーム(Storm)』

内部には6人分の座席が用意されており、車重17,600ポンド(約8トン)と非常に重い車両ですが、ハイブリッドシステムから最高出力2,500馬力を発生します。これだけのパワーがあれば、陸上で140km/h、水上では30km/hの最高速度を持っていても不思議ではありません。これはライバルとなる他社製品の3倍近いスピードです。また、最大1.5mの外洋の波にも対応しています。

最低地上高は約50cm。履帯(無限軌道)は耐久性のあるゴムで作られています。高さ1.5mの段差を登り、幅2mの堀を渡ることが可能とされています。履帯はモジュール式で、全体を交換するのではなく、コマを1つずつ個別に交換できます。こうした設計により、他のモデルに比べて車両の運用コストを最大70%削減することができるとのこと。

ボディには装甲が施されており、STANAGレベル1~2の銃弾、地雷、IEDからの保護能力を有します。また、遠隔操作で運転することができ、無人または自動操縦を可能にしています。

現在、ストームは、Highland Systems社が開発中のプロトタイプで、潜水型と車輪付き水陸両用型の2種類があります。同社は、需要が高いとして、軍・民間向けにストームを生産に移す計画です。

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

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