Uber、カリフォルニア州の公道で自動運転車テストの許可を取得

配車サービス大手のUberが、米カリフォルニア州で自動運転車テストの許可を取得しました。この許可はカリフォルニア州車両管理局によるものですが、Uberはこの許可をすぐに利用する予定はないとしています。この方針は、2018年3月に同社の自動運転車が歩行者と衝突し、歩行者が死亡するという事故を起こしたのちに決定されています。

UberはTechCrunch(ブログサイト)にて、今回の許可を得たことを認めるとともに、自動運転車の運用を再開する時期について、具体的な予定はないと述べています。しかし広報担当者は、この許可は最終的に自動運転車のテストを再開するための 「重要な一歩」 だとしています。

日本で自動運転のタクシーが利用できるようになるのは、いつ頃だろうか。

Uberの「本拠地」はカリフォルニア州サンフランシスコですが、自動運転車のテストはかつて、アリゾナ州フェニックスで行われていました。フェニックスは、競合のWaymoが自動運転タクシーによるサービスを展開する地域です。このテストは、道路を横断中のElaine Herzberg氏を襲った悲劇的な事故の後、中止されています。

事故の数カ月後、同社は再びピッツバーグの路上で自動運転車のテストを開始したものの、サンフランシスコやフェニックスにはまだ戻っていません。今年後半には、ワシントンDCで自動運転車のテストを開始すると見られています。

Uberは、WaymoやTeslaなど、自動運転技術を開発している多くの企業のうちのひとつです。こうした技術は運転に革命をもたらし、オンデマンドで自動運転車を手配することが可能になります。消費者向けの自動運転車に加えて、業界では長距離配送のための大型自動運転技術も開発しています。

日本では、トヨタが先日発表した「コネクテッド・シティ」構想があり、この街のなかで自動運転技術の導入・実証も行われるようです。自動運転に関しては、これからも世界中でさまざまな議論(またはトラブル)を生むことでしょう。ただ、その歩みはもう止められないところまで来ているようです。今回のUberの動向も、そのことを如実に物語っているように思えます。

林 汰久也

愛知県在住 27歳。ハウスメーカーの営業を経て、IT企業のメディア事業に参画。記事制作ディレクターとして店舗紹介記事などの制作に携わる。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。

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