イタリアのコーチビルダーであるアレスデザインが、テスラ『モデルS』の2ドアオープンカーを製作しました。イーロン・マスクも誇りに思うべきコンバーチブルです。
アレスデザインのダニー・バハールCEOは次のように述べています。
「アレスのCo-create思想により、お客様が当社のデザイナーやエンジニアと協力してオーダーメイドカーの製作を可能にしています。今回のテスラのプロジェクトは、その素晴らしい一例です」
モデルSがコンバーチブルとして違和感なく成立していることに驚かされます。単にルーフを切り落として終わるわけではなく、『コルベットC8』をベースにした『S1プロジェクトスパイダー』のように、アレスは細部に至るまで手を加えています。
テスラ モデルSでは、シャシー、ボディ、エアロダイナミクス、インテリアを改造。純正のルーフやBピラー、リアドアを取り除き、フロントドアを延長。トランクも一新され、折り畳み式ルーフを格納できるようになっています。また、ミシュランの245/35ミシュラン・パイロット・スーパースポーツタイヤを装着した21インチの専用ホイールを採用しています。
アレスデザインのカーボン製エアロキットを装着し、オープン時の空力特性を改善しています。シートにはアイスホワイトのレザーを使用し、オレンジのアクセントが随所に添えられています。
このモデルSコンバーチブルは匿名のクライアントが個人的に依頼して製作されたものですが、他のオーナー向けにも同様の改造を請け負っています。アレスはこのプロジェクトの価格を明らかにしていません。ですが、控えめに言っても、このコンバーチブルはこれまで見てきたモデルSの中で最高のカスタムの1つです。
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