GRヤリス、CM放映禁止!「安全でない運転」が理由 豪州

オーストラリアの自動車メディアCar Expertによると、連邦自動車産業会議所(FCAI)は、国内におけるトヨタ『GRヤリス』のテレビCMの放映を禁止したといいます。CM内では「安全でない運転方法」を示し、「制限速度に違反している」として、FCIAの自動車広告コードに違反しているとされています。

CM内では『ヤリス』『ヤリスクロス』『GRヤリス』とヤリスファミリーが紹介されており、その中でGRヤリスは軽いドリフトを披露。兄弟車よりも早く目的地に着いたという、スピード感ある演出も見られます。

オーストラリアで問題となっている『ヤリス』シリーズのCM。

トヨタはオーストラリアで最も売れているメーカーであり、新型GRヤリスの入荷が待ち望まれています。GRヤリスはミニ『ジョン・クーパー・ワークスGP』、BMW『アルピナXB7』、ポルシェ『718 GTS 4.0』などの強者とともに、2021年ワールド・カー・アワードのワールド・パフォーマンス・カー部門の候補となっています。

全輪駆動、6速MT、そして世界最強の3気筒とされる1.6L 3気筒ターボエンジンを搭載。257馬力と360Nmのトルクを発生する公道ラリーカーです。0-97km/h加速は5.5秒、最高速度230km/hに達します。車重はわずか1,280kgで、気筒数の多いホンダ『シビック タイプR』よりも俊敏性に勝ります。オーストラリアのテレビCMで、GRヤリスがFCAIの注目を集めたのも不思議ではありません。

トヨタ『GRヤリス』

トヨタは、FCAIの「運転方法が安全ではない」という主張に反論。次のようにコメントしています。

「トヨタは(FCAIの)意見を非常に真摯に受け止めています。しかし、この広告は、FCAIコードや運転基準を規定する法令に反するものではないと考えています」

現在、GRヤリスのテレビCMはブロックされており、解禁される見通しについては今のところ不明です。しかし、GRヤリスがCM内で披露した運転は本当に「危険」なものだったのでしょうか?

林 汰久也

愛知県在住29歳/ハウスメーカーの営業を経て、IT系ベンチャーのメディア事業に参画。2020年よりフリーのライターとして活動開始/愛車遍歴:マツダ『RX-8』⇒シトロエン『C4』⇒スバル『フォレスター』&ホンダ『クロスカブ50』/ゲームはPS派だが、最近ゲーミングPCが欲しいと思っている。

コメント