日本人の名も ロールス・ロイス、子供向けデザインコンテスト受賞者を発表

今年4月、ロールス・ロイスは16歳以下の子供を対象とした「ヤング・デザイナー・コンペティション」を開始しました。子供に未来のロールス・ロイスをデザインしてもらうコンテストで、13日、栄えある最優秀賞が発表されました。

選ばれたのは、英国に住む11歳の少女ソフィアさん。ミツバチをイメージした有翼のロールス・ロイス「バンブルビー5000」を描き、審査員の心を掴みました。

ソフィアさん作「バンブルビー5000」

「こんなものは見たことがないでしょう」とソフィアさんは冗談めかして言います。

「快適なテーブルと椅子、ディスコボール、最高のサラウンドサウンドシステム、WIFI、GPS、ドライバーレス、荷物用のフックなどが付いていて、自動車市場で最高の選択肢になっています」

ロールス・ロイスでビスポーク・デザイン部門のトップを務めるギャビン・ハートリー氏は、受賞理由について次のように述べています。

「私たちが『バンブルビー5000』に惹かれたのは、社交性、楽しさ、楽しい時間を共有すること、そして人生の素晴らしい部分を楽しむこと、これがロールス・ロイスの目指すところでもあるからです」

「また、自然界、特にミツバチへの企業としての関心も反映されています。(本社のある)グッドウッドには25万匹のミツバチのコロニーがあり、彼らは毎年、私たちのために『ハチミツのロールス・ロイス』を熱心に生産してくれています」

イエローとブラックの塗装については、「シーンや季節に応じて色が変わります」とのこと。

ソフィアが描いた「バンブルビー5000」は、ロールス・ロイスのデザインチームによってリアルなデジタルイラストに変換され、賞品としてプレゼントされます。イラスト作成には、実際のロールス・ロイスを開発する時と同じソフトウェアを使用しています。

ロールス・ロイス「ファントム」

さらに、親友と一緒に運転手付きのロールス・ロイス「ファントム」で学校まで送ってもらえるという副賞付きです。また、彼女の通う学校には電気自動車レース「グリーンパワー・チャレンジ」に参戦できるマシンキットが贈られます。

ロールス・ロイスの最高経営責任者(CEO)トルステン・ミュラー=エトヴェシュ氏は次のように述べています。

「私自身とロールス・ロイスのスタッフを代表して、ソフィアさんの受賞をお祝いしたいと思います。彼女のデザインは素晴らしく独創的なアイデアを含み、美しく考え抜かれており、本物のロールス・ロイスのように、自動車の可能性を広げています」

各部門の受賞者も発表されています。80か国以上から5,000点以上の応募があり、テクノロジー部門は中国のChenyangさん(13歳)、環境部門は日本のサヤさん(6歳)、ファンタジー部門はフランスのFlorianさん(16歳)、ファン部門はハンガリーのLenaさん(11歳)の4名が受賞しました。受賞者全員には、運転手付きのロールス・ロイス・ファントムによる学校までの送迎がプレゼントされます。

エトヴェシュCEOは、「このコンテストから学んだ最も重要なことは、どんな状況に置かれていようとも、私たちの想像力はいつでも自由に飛び回ることができ、素晴らしいものを生み出す力を持っているということです。参加した子供たちにもこのことを認識してもらい、パンデミックの経験が何かプラスになることを願っています」と締めくくりました。

林 汰久也

愛知県在住 28歳。ハウスメーカーの営業を経て、ITベンチャー企業のメディア事業に参画。現在は退職し、フリーのライターとして活動中。マツダRX-8、シトロエンC4を乗り継ぎ、現在は2010年式スバル フォレスターに落ち着く。

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